女優の高橋メアリージュンツイートが話題を広げている。潰瘍性大腸炎を患っているという、あるツイッター・アカウントの投稿を引用し、「当時、こういうのあれば良いのに…と何度思ったことか」とつぶやくと、多くの共感や支持の声が寄せられた。

 事の発端は高橋が17日にツイッターに投稿したこと。高橋は、国の難病に指定されている潰瘍性大腸炎を患っているというある女性のツイートリツイートした。

 そのツイートでは、“トイレ優先カード”の実現に向けて実際に試作していることを伝え、「実現し普及し実際に浸透するまでには長い長い時間がかかりそうです。次世代の患者さんのQOLが少しでも良くなって欲しい想いです。ご意見宜しくお願いします」と綴られている。

 あわせて「#潰瘍性大腸炎」などのハッシュタグを添えているが、高橋自身、2013年に自らも同じ病を患っていることを明かしていた。

 この投稿をリツイートした高橋は、「当時、こういうのあれば良いのに…と何度思ったことか」と自らが抱いていた気持ちをコメントし、共感の声を挙げた。

 さらに、「。あらかじめお手洗いに行っても急に次の波が来るんです。波が来てすぐにお手洗いに行けないと絶望的になるんです。大袈裟ではなく」とし、悩みを抱えていた自身の心境を具体的に記している。

 この高橋のツイートがネット上で大きな反響を呼び、多くの共感の声が相次いで挙がっている。

 高橋の投稿に対して、「トイレの行列に並ばなきゃならないときは冷や汗が止まりません」「症状が悪い時は一駅ごとにトイレに行く感じ。トイレにやっとたどり着いたかと思うと行列。冷汗を何回かいたことか」「気持ちが良く分かる。トイレが気になり過ぎて外出が困難になるんですよ」と同じ悩みを抱えたコメントが寄せられた。

 また、「これは実現して欲しい」「多目的トイレだけでもこうなって欲しい」などのコメントや、「高橋さんが発信してくれることで救われる人が大勢います」と、今後の“きっかけ”になることを願う声もみられる。