キャッツ・アイ」や「シティーハンター」を手掛けた漫画家の北条司が初の総監督を務める、映画「エンジェルサイン」が、11月15日(金)に公開されることが決定。さらに、緒形直人、菊池桃子、佐藤二朗が出演することが発表された。

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本作は「週刊少年ジャンプ5代目編集長・堀江信彦が開催しているせりふを使わない漫画オーディション「サイレントマンガオーディション」に寄せられた作品の中から、受賞作品を映像化したサイレントムービー

主演を松下奈緒、ディーン・フジオカが務め、「別れと始まり」「空へ」「30分30秒」「父の贈り物」「故郷へ」の5つの物語に、北条が描き下ろした「プロローグ」「エピローグ」を加えて構成された、長編オムニバス映画となる。

緒形と菊池は、愛する妻を亡くし、生きる希望を失った鉄道運転士と愛犬の姿を描く「別れと始まり」に夫婦役で出演。

佐藤は、幼くして母を亡くした娘に父が贈ったロボットが、父亡き後に起こした奇跡を描く「父の贈り物」で、父親役を演じる。

全編を通して映像と音楽のみで物語が進んでいく本作。言語や国境を越え、誰もが共感できる内容となっている。

■ 緒形直人コメント

セリフがない作品ということで演技に悩みましたが、セリフがない分、心の動きを表現できる喜びがあって、逆に想像力を働かせながら見ていただけるんじゃないかと思います。またサイレントなので、楽しみでもありチャレンジでもありますが、監督にしがみつきながら演じています。

■ 菊池桃子コメント

サイレントムービーのため、手探りでわからないことも多かったですが、監督が頭の中に描いているイメージを信じて、楽しみながら演じました。言葉を使わないことで、より心に焦点があたるという感覚は、不思議ですてきなものでした。この新しい挑戦に参加できたことは幸せなことです。

佐藤二朗コメント

世界中から寄せられたサイレントマンガを実写化し、色々な国の俳優がそれぞれの役を演じています。セリフがないからこそ世界中の人に理解してもらえるという試みがとても面白くて、参加させていただきました。実際に演じてみて、普段、言葉に依存しているということに改めて気付かされました。

共演した娘役のニーンちゃんは偶然にも息子と同じ7歳ということもあり、愛おしくて仕方ないです(笑)。(ザテレビジョン

映画「エンジェルサイン」に出演する緒形直人、菊池桃子、佐藤二朗