女優・ミュージシャンの松下奈緒と、俳優・ミュージシャンディーン・フジオカダブル主演し、『キャッツ・アイ』や『シティーハンター』で知られる漫画家北条司の初総監督作品となる長編オムニバス実写映画『エンジェルサイン』に、俳優の緒形直人、佐藤二朗、女優の菊池桃子らが出演することが決定した。

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 本作は、せりふを使わない短編作品を募集する「サイレントマンガオーディション」に世界108の国・地域から寄せられた作品6888編の中から選び抜かれたアジア・欧州の受賞作品を実写化。北条が描き下ろしたオリジナルの「プロローグ」「エピローグ」を加えて構成された長編オムニバス作品となっている。松下とフジオカは「プロローグ」「エピローグ」のキャストとして登場する。

 緒形と菊池は、愛する妻を亡くし、生きる希望を失った鉄道運転士と愛犬との物語「別れと始まり」で夫婦役を演じる。緒形は「セリフがない作品ということで演技に悩みましたが、セリフがない分、心の動きを表現できる喜びがあって、逆に想像力を働かせながら観ていただけるんじゃないかと思います。またサイレントなので、楽しみでもありチャレンジでもありますが、監督にしがみつきながら演じています」と語る。一方の菊池は「サイレントムービーのため、手探りでわからないことも多かったですが、監督が頭の中に描いているイメージを信じて、楽しみながら演じました。言葉を使わないことで、より心に焦点があたるという感覚は、不思議で素敵なものでした。この新しい挑戦に参加できたことは幸せなことです」とコメントした。

 佐藤は、幼くして母を亡くした娘に父親が贈ったロボットが父亡き後に起こした奇跡の物語「父の贈り物」に父親役で出演。佐藤は「セリフがないからこそ世界中の人に理解してもらえるという試みがとても面白くて、参加させていただきました。実際に演じてみて、普段、言葉に依存しているということに改めて気付かされました。共演した娘役のニーンちゃんは偶然にも息子と同じ7歳ということもあり、愛おしくて仕方ないです(笑)」と語った。

 映画『エンジェルサイン』は11月15日より全国公開。

『エンジェルサイン』に出演する(左から)緒形直人、菊池桃子、佐藤二朗(C)「エンジェルサイン」製作委員会