総務省消防庁が発表している熱中症情報によると、8月12~17日の1週間に全国で熱中症で救急搬送された人数は速報値で7338人。前週の1万2751人から半減した。
 

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 現時点で今年の熱中症による救急搬送数がピークを迎えたのは、1万8347人を記録した2週前の7月29日8月4日週。翌週が1万2751人、翌々週が7338人と右肩下がりに減少している。

 梅雨明けが遅れ、暑さのピークがズレこんだ影響で、昨年と比較すると同時期の救急搬送数は今年の方が上回っている。都道府県別では、西日本の一部地域を除いて昨年以上を記録。東京・愛知・大阪などの都市部では、約2倍の数値をつけた。(BCN・大蔵 大輔)

8月12日~8月18日の熱中症による救急搬送数は7338人。2週連続で減少に転じた