レアル・マドリードの日本代表FW久保建英がマジョルカにレンタル移籍する可能性が浮上している。スペイン紙『アス』が21日に伝えた。

 今夏にレアル・マドリードに加入した久保は、バジャドリードへのレンタル移籍が報じられていたが、新たに昇格組マジョルカへの移籍の可能性が急浮上した。同国テレビ局『ラ・セクスタ』の番組『Jugones』が、「クボがマジョルカに加入するため、複数来ていたオファーを断った」と報じている。

 現在18歳の久保は、北米ツアーでトップチームに帯同し、7月21日のインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)2019・バイエルン戦でレアルデビューを飾った。ドイツで行われたアウディカップ2019にも帯同したが、その後のオーストリア遠征には参加せず、8月7日に元スペイン代表FWラウール・ゴンサレス氏が率いるカスティージャに合流。翌8日にはテストマッチに先発出場し、デビューを果たしていた。その後はカスティージャの試合に出場しながら、トップチームの練習にも参加している。

 マジョルカは7シーズンぶりに1部昇格を果たし、17日の開幕戦はエイバルに2-1で勝利して白星スタートを飾った。過去には、FW大久保嘉人やMF家長昭博が所属していた。

久保建英にマジョルカ移籍の可能性が浮上 [写真]=Getty Images