8月22日(木)に第8話が放送される「わたし旦那をシェアしてた」(夜11:59-0:54、日本テレビ系)にて、藤宮茜を演じる岡本玲。「ザテレビジョン」では、岡本にインタビューを行った。
同作は、同じ男性を愛した3人のシングルマザー、晴美(小池栄子)、加奈子(りょう)、茜(岡本)が愛と欲望のため戦いながら、「愛した夫」恭平(平山浩行)が残した謎とうそに巻き込まれていく“ファインティングミステリー”。
岡本が演じる茜は、キュートで気が利くハイスペック女子。双子を育てるシングルマザーでありながらも、保育士として働く一生懸命な女性を演じる。
インタビュー後編では、悩みや葛藤を抱えていた時期のことなど、プライベートな一面を明かしてくれた。
――ドラマのようにシェアハウスで暮らすことになったら、生活する上で気にしてしまうことはありますか?
たぶん、集団生活は平気です(笑)。自分と違う人を「面白い」と思えるんです。
シェアハウスに入居したら、まだ自分自身も知らなかった自分の発見もできそうですし、常に“発見”の多い環境に身を置きたいと思っているので、シェアハウスって良いなと思っています。
事務所がOKだったら入居したいくらいです(笑)。
――反対に、シェアハウスで生活する上で自分がしてしまいそうなことはありますか?
友達の悩みを聞いて「立ち止まってても何も変わらないから、解決策見つけようよ」って言ったら、「もう、うざい!」って言われました(笑)。
アツくなりやすいので、シェアハウスで暮らしたら、そこは怒られそうです。
――岡本さんは、考え方に柔軟性があり広い視野をお持ちのようですが、コンプレックスはありますか?
もともとは、頑固で真面目過ぎると言われているタイプだったので、そこに悩みを持っていました。すごく悩んでふさぎ込んでしまって、思い出したくない時期もあります。
役者という仕事が好きなのに、その好きなものからは「好き」って言ってもらえていないような感覚でした。
でも、ふと周りに頼るのではなく、自分が変わって柔軟になっていけばどこにでも飛び込んでいけると気付きました。
それまでは、「自分はこうだから」とか「オンリーワンにならなきゃ」と思っていたので、そこに周りが付いてきてほしいと生意気ながら思っていました(笑)。
なので、考え方を変えられてからは生きるのが楽になりましたね。
――考え方を変えられたのは、何年前くらいですか?
2年前くらいですね。その頃から、人のことを大好きになれました。なるべく、人と深く付き合わずに生きていきたいと思っていたんですけど、ウザいって思われるくらい踏み込んでいけばいいんだと思ったら、交友関係も広くなりました。
――そういった経験が、今に繋がっているんですね。
お芝居ってハッピーを表現することが意外と少なくて、いろんな人の悩みとか葛藤をドラマにして描いているので、自分も当時悩みや葛藤から逃げなくてよかったなと思っています。
それを乗り越える経験をしていないと、役者として魅せるエネルギーがなかったと思うので、逃げなくてよかったです。
――ドラマの中で3億円の使い道を晴美と加奈子と話すシーンがありますが、実際手に入ったらどのように使いますか?
両親が、不自由なく生活できる環境を整えてあげたいです。迷惑もかけたし、15歳で上京したので、分かりやすい感謝の気持ちとして何かしてあげたいという野望はあります。
――岡本さんは2年後に30歳という筋目の年を迎えますが、30歳に向けて気持ちの変化はありますか?
責任を背負える人になりたいと思っています。
今までは、責任というものを感じずに自分のしたいことに突き進んでいましたが、先輩方を見ていると責任を背負って消化して、いろんな方に幸せを届けている方々なんだと気付きました。
30歳に向けて“責任”というのは、私のキーワードになっています。10代の頃から「早く30歳になりたい」と思っていましたし、「30歳までに自分がどういう選択をして、どう生きていくかが大事」とも事務所の方に言われていたので、30歳を迎えるのが今からすごく楽しみです。
――最後に、読者の方々に第8話の見どころをお願いいたします。
昨日(取材日の前日)、第8話を一日かけてみんなで撮っていました。
秀明(赤楚衛二)が抱えていたものとか、恭平(平山浩行)がただの良い人ではなかったとか、視聴者の方々がきっと「そこが知りたかった」と思っていただいていたところが明らかになります。
第8話のラストは衝撃的だと思いますし、第9話に向けても鍵となる回になりますので、ぜひお楽しみに。(ザテレビジョン)
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