「人が話している最中なのに、自分の話をし始める」「自分が注目されていないと、面白くなさそう」皆さんの職場にも、一人や二人こんな面倒な人はいませんか?何かにつけて人を格付けし、自分が優位であることをアピールしたがるマウンティング女子。気にする必要はないと思っていても、なんだかんだで気になり、ストレスを感じている人も多いのでは?

今回は、職場のマウンティング女子をうまくかわすためのヒントをご紹介します。

マウンティングってどういう意味?

「あの人、いつもマウンティングしてくるよね」など、普段何気なく口にしている人も多いでしょうマウンティングという言葉。そもそもどのような意味を持っているのでしょう?

本来マウンティング(mounting)とは、サルやゴリラといった霊長類が自分の優位を顕示するために相手に乗りかかる体勢を指す表現。人間の場合で多く使われるのが、何かにつけて自分の方が優っていると示すような言動・行動をすることです。

マウンティング女子をはじめ、マウンティング男子やマウンティングおじさん、マウンティング上司など、それぞれの属性と合わせて、様々な使われ方をしています。女性に限って使われる言葉ではないことがわかりますね。

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あなたの職場にもいない?マウンティング女子の特徴

職場によくいるマウンティング女子の特徴を挙げてみます。皆さんの職場にもこんな人、いませんか?

・自分の経験やスキルを会話の中で、さりげなく自慢する
・「私なら」「私だって」と自分の方が実力があるとほのめかす
・常に上から目線
・他人の話を聞かない、自分が話題の中心でないと気が済まない
・承認欲求が強い

一見すると、マウンティング女子は自分に自信があるように見えますよね。もちろんそのような人もいるのでしょうが、逆に自信がないからこそ、相手を下に見て自分を持ち上げようとする人もいるようです。

マウンティング女子のかわし方のヒント

持ち上げて承認欲求を満たす

自分を認めて欲しいマウンティング女子とうまくやっていくためには、とにかく相手のことを褒めましょう。「そんなこともできるんだ、すごい!今度私が対応する時はぜひ教えてね」と伝えれば、相手を満足させ、自慢話を終わらせることもできます。

淡々と聞き流す

相手を持ち上げようとしても、自分自身が疲れていてそんなエネルギーがない日もありますよね。そんな時は、適度に相槌を打ちながら、感情移入せずにとにかく淡々と聞き流しましょう。マウンティング女子も、そんなあなたの様子を見て、話しても無駄と退散してくれるかもしれません。

負けるが勝ち

話を被せてきたり、自慢話ばかりしたりするマウンティング女子にイラついたからといって、自分もマウント仕返してはいけません。心の中ではどんなに「自分の方が実績やスキルを持っている」と思っていてもです。ここで言い返したら、相手と同じ土俵に立ってしまいます。あなたもマウンティング女子になってしまいますよ。

そもそもマウンティング女子は、自分のことしか考えていない人。そんな人に振り回されることは時間と労力を無駄にすることでもあるのです。「すごいね、私はまだまだ努力不足だから」と負ける振りをすることで、不毛なマウンティング合戦を繰り広げない、大人の余裕を持ちましょう。

まとめ

今回は職場のマウンティング女子のかわし方のヒントをご紹介しました。勝手に人を格付けし、場の雰囲気を壊すマウンティング女子とはできれば関わりたくないですよね。でも、人の好き嫌いだけで職場を選べないのが現実。同じ職場で働く仲間として、うまくコミュニケーションをとれるよう心がけましょう。ぜひ今回のヒントを参考にしてみてくださいね。