スターバックスジャパンは、新業態「スターバックスリザーブストア」の1号店を9月4日、東京・銀座にオープンすると発表した。店名は「スターバックスリザーブストア銀座マロニエ通り」。

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 既存の「スターバックスコーヒー銀座マロニエ通り店」を全面改装し、新しい屋号を掲げることでスタートする。一部の座席に「予約システム」を導入し、スターバックスでの「新たな店舗体験」を提供するとしている。

 基本的な事項から説明すると、スターバックスというのはいわゆる「シアトル系コーヒー」を代表する存在である。シアトル系コーヒーというのはコーヒーの種類を言うのではなく、深入りのエスプレッソを、それもミルククリームなどを加えてアレンジドリンクとして出すのを主体とするカフェの形態を言う。基本的には回転の速さを特徴とするタイプの店である。

 しかし、今回新業態として打ち出されたリザーブストアは、予約席の存在や、また「タボラ」と名付けられたランチプレートメニューを提供することなどから考えても、長時間滞在を前提とした、高級志向の喫茶店を志向したものだろう。なかなか興味を引かれるところだ。

 店名の由来ともなっているのであろう予約システムについて詳述しよう。予約方法は、公式サイト(8月28日オープン予定)からのオンライン予約のみとなっている。予約が可能なのは当日の午前7時までで、2週間先までの予約が可能。座席予約が可能な時間帯は、午後6時から午後9時30分までとなっている。予約受付開始は9月4日の午前10時からで、予約席の利用開始可能日は9月9日からとなっている。

 公式キャッチコピーは、「誰かを誘って行きたいスターバックス」である。

スタバの新業態「スターバックスリザーブストア」銀座に9月4日オープン