お笑い芸人にとって代名詞ともいえる決めゼリフを、敢えて出番直前に封じるとどうなるか。8月21日に放送されたバラエティ番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で、「決めゼリフが封じられた芸人の営業地獄」説が出され、検証が行われた。

番組はドイツビールのイベントに営業でやってきた芸人の決めゼリフを、出番直前にスポンサーからのNGとして使わないよう依頼。

ハンバーグ師匠”を持ちネタとするスピードワゴン井戸田潤に「ハンバーグ」を禁じると、井戸田ハンバーグの代わりに「ひき肉をまとめて焼いた物師匠」と言い換える。「ワイルドだろぉ?」を持ちネタとするスギちゃんは「ワイルド」が使えなくなり、スギちゃんも「野性的だろぉ?」と言い換える形を取ったが、「すごいだろ?」「ビックリだろ?」とバリエーションを見せた。

一方、クールポコ。は「なぁ〜に〜?やっちまったな!」を封じられ、代わりにネットで検索したドイツ語「Et.(何) Fehler(失敗)」を使ってみたが、本人たちも言いたいことが合ってるかどうかわからない、不完全燃焼に終わる。

また、コウメ太夫が「チクショー!」の代わりに、ビールのイベントという場の雰囲気に合わせた「乾杯ビール!」と叫ぶと、大ウケ。最後にハリウッドザコシショウに「ハンマーカンマー」を使わないように依頼したところ、ザコシショウは「ハンマーカンマー」に近い言葉を発することでうまくごまかしすことに成功。ザコシショウにはあまり関係がない、と結論が出た。