チェルシーに所属するベルギー代表FWミシー・バチュアイが今夏は同クラブに残留し、ポジション争いに挑むことを決めたようだ。21日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が報じている。

 現在25歳のバチュアイは2016年夏にマルセイユからチェルシーへ加入し、1年目はプレミアリーグで20試合出場5得点を記録した。しかし、2018年1月からはドルトムントバレンシアクリスタル・パレスへのレンタル移籍を経験し、今夏チェルシーに復帰した。

 チェルシーはここまで公式戦3試合を終えているが、バチュアイはフランス代表FWオリヴィエ・ジルーイングランド代表FWタミー・アブラハムとのポジション争いに敗れ、いまだに出場機会はなく、プレミアリーグでは2試合連続ベンチ外となっている。

 しかし、来月からはチャンピオンズリーグカラバオ・カップなども始まり、フランク・ランパード監督がローテーションを採用することで、自身にも出場機会が巡ってくることを期待して、今夏は残留することを決断したという。なお、次の移籍市場が開く来年1月までに状況が変わっていなければ、再び移籍を検討することになるようだ。

チェルシー残留を決断したとされるバチュアイ [写真]=Getty Images