女性への性的暴行疑惑で不起訴処分も… ロナウドが心情告白「ひどく傷ついたよ」

 ユベントスポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは昨年、女性への性的暴行疑惑が持ち上がるなど、ピッチ外でのネガティブな話題で注目を集めた。「名誉を傷つけられた」と複雑な胸中を明かしたロナウドは「2018年は最悪の1年だった」と語っている。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。

 ロナウドはアメリカ人のキャサリン・マヨーガさんから2009年に米ラスベガスのホテルで性的暴行を受けたと被害を訴えられた。これはドイツ誌「デア・シュピーゲル」で大きく報じられた。その後、ロナウドは2010年に和解金として37万5000ドル(約4000万円)をマヨーガさんに支払ったことも認めている。

 ロナウドは双方合意のうえでの関係だったことを主張していたのに対し、マヨーガさんは和解を強要されたなどとして後に再捜査を要求。しかし、性的暴行と判断される証拠はないとして、ロナウドは不起訴処分となっていた。

 ロナウドポルトガルテレビ「TVI」で「2018年は人生最悪の1年だったかもしれない」と語り、この騒動について振り返った。「僕の名誉に関する質問され、傷つけられた。ひどく傷ついたよ」と心情を吐露している。

 今夏のプレシーズンでは韓国で行われたテストマッチを欠場したことで新たな物議を醸したロナウドだが、新たに始まるセリエA2年目のシーズンの活躍に期待したい。(Football ZONE web編集部)

ロナウドが複雑な胸中を明かした【写真:Getty Images】