東京2020パラリンピックあと1年。大会本番に向けて整備が進む新豊洲エリアにて、多くの人がパラリンピックを楽しみ、パラリンピックの期待感を高められる参加型イベント「新豊洲サマーナイトフェス」が開催する。このイベントでは、パラリンピックを“知る・体感する・応援する”ことができるさまざまなコンテンツが用意されており、だれでも無料で参加することができる。

【写真】パラアスリートへの応援メッセージが書かれたランタンが夜空を美しく彩る

車いすバスケットボールや、5人制サッカーなどパラリンピック競技を体験

車いすバスケットボールやブラインドサッカーとしても知られる、視覚障がいのある選手を対象とする5人制サッカーなど、パラリンピック競技を実際に体験できるブースを用意。実際に車いすに乗って競技体験をしたり、アイマスクをしてスタッフの声を頼りにゴールを狙ったりなど、パラリンピック競技を体験できる貴重な機会だ。

■ デジタル技術を活用したパラリンピックスポーツ体験

デジタル技術を活用し、ビジュアルやサウンドのエンターテイメント性を高めたボッチャの体験や、ヘッドマウントディスプレイを装着し、パラ陸上のレースで使用される車いすレーサーに乗り最高時速60kmで走り抜ける感覚を味わえるコンテンツも。気軽にパラリンピックスポーツを体験できるので要チェック。

■ パラアスリートへの応援メッセージをランタンに乗せた「スカイランタン」の打上げ体験

東京2020パラリンピックを応援するコンテンツとして、パラアスリートへの応援メッセージやイラストなどをランタンに乗せて空へ打ち上げる、「スカイランタン」の打ち上げ体験ができる。体験には人数制限があり、23日(金)は先着100名、24日(土)は先着200名。受付は各日19時から開始するので、参加したい人はお早めに。

また、豊洲市場直送の魚介類や野菜を使ったフードトラックなどが出店する「新豊洲サマーイトマルシェ」も新豊洲エリアで同時開催し、イベントをさらに盛り上げる。「新豊洲サマーイトマルシェ」は、星付きレストランシェフ2人とコラボした「スペシャルナイトビアガーデン」をはじめ、豊洲市場連携フードトラック「TLUNCH豊洲市場」、生産者のこだわりが詰まったメニューを販売する「ナイトマルシェ」などが一堂に会するグルメイベント。夏の夕涼みにぴったりな15時から21時の時間帯に、開放的な新豊洲エリアでさまざまなグルメを楽しむことができる。

特に注目してほしいのは「スペシャルナイトビアガーデン」。パリの一つ星レストラン「Pages」の手島竜司シェフと、東京西麻布の二つ星レストラン「レフェルヴェソンス」の生江史伸シェフという2人の日本人トップシェフがコラボし、東京湾で取れた魚介類をはじめとする東京産の食材を、炭火焼きというライブ感溢れる調理法と手島シェフによる一流のプレゼンテーションによって提供される。炭火焼きレストランを運営する手島シェフならではのこだわりの炭火料理を気軽に楽しめる貴重な機会だ。

開催まであと1年に迫った東京2020パラリンピック。注目度が高まりつつあるこの時期に、パラリンピックへの知識を深められるイベントに参加してみてはいかが。(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス編集部)

車いすバスケットボールの競技体験