現在発売中の「東京ウォーカー9月号」は、軽い気持ちで借りたのに、気が付いたら首が回らなくなっていた……「カジュアル借金のワナ」を掲載。借金をしたきっかけは、みんなささいなこと。奨学金を借りたことが最初でした……、生活費が足りずにちょこちょこ借りていたら返せなくなった……。誰でもはまる可能性がある「カジュアル借金」とは? 

【写真を見る】毎月1万円で脱毛し放題のプランを軽い気持ちで契約

■ 学生でも簡単にローンが組めた脱毛サロンの費用38万円をクレジット払いに

■上田彩香さん(仮名)21歳、大学生。両親、弟との4人家族。バスケットボールのサークルの幹事をしていて、コミュ力高め。楽しいことは好きだけど、金銭感覚はヤバい

■ 1.脱毛し放題プランで33万円のクレジット契約

前からやりたいと思っていた脱毛エステ。「無料お試しに行ったら、脱毛し放題プランが毎月1万円でできるというので、それくらいはバイト代で払えるかと思って契約しました」。エステ代金約33万円で分割払い手数料が約5万8000円。合計38万8000円を月に約1万円ずつ36回(3年)にわたって支払うクレジット契約でした。

■ 2.両親に見つかって解約。違約金はバイト代で払う

自宅に分割払いの明細書が送られてきたことで両親にバレ、ひどく叱られたという上田さん。「実はその時、1回目の支払い時期が終わっていたのですが、1回目から払えなかったのです。親がかなり怒っていたので、怖くて本当のことは言えませんでした」。母が契約書を見て、中途解約できることを教えて、上田さんが電話で解約を申し出ました。その後来店して違約金を払い、結構スムーズに解約できました。「違約金の約4万円は親に借りて払いました。クレジット契約の約39万円は払わなくてよくなったからホッとしました。そもそも契約していなければ違約金も払わなくてよかったのに。親には勉強代だと言われました」。

■ 3.銀行口座は母が管理。ツケ払いはやめられない

クレジット契約の件から、バイトの給料が入る銀行口座は母が管理。毎月5万5000円ほどのバイト代から2万円をサークルの合宿代に貯め、5000円を親に返済。残りの3万円を1日1000円の予算として過ごすようにしました。「今でもやめられないのは、ZOZOTOWNのツケ払い。欲しい服がすぐに手に入るのは便利なんですよ~」。

【ツケ払いとは…】ファッション通販サイトZOZOTOWNで16年から始まったサービス。1件につき324円の利用手数料がかかるが、商品代金の支払いを商品注文2か月先まで延ばせる。

この続きは現在発売中の「東京ウォーカー9月号」をチェック!「カジュアル借金」のリアルな体験談を参考に“こんなハズじゃなかった…”の後悔を未然に防ごう!(東京ウォーカー・角川アップリンク)

学生でも簡単にローンが組めてしまった…