ピカソの「キュビスム」に引っ掛け「クビスモ」に新時代を期待

 レアル・マドリード日本代表MF久保建英トップチームの練習に加わるケースもあるが、現在はBチームにあたるカスティージャ所属となっている。ただプレシーズンで見せた好プレーぶりには現地メディアからの期待も高まっており、レアル専門メディア「ADN Blanco」は天才画家パブロ・ピカソの「キュビスム」に語呂を引っ掛けて久保に注目している。

キュビスム(Cubismo)はスペイン人のパブロ・ピカソによって作り出され、20世紀におけるヨーロッパの前衛的なものを生み出し、伝統的な絵画の考え方を大きく打ち壊すものとなった。一方で“クビスモ(Kubismo)”は、今季カスティージャのユニフォームを着用する“タケ”ことタケフサ・クボによって、まるでピカソが描いたように、伝統を破り、ラウール・ゴンザレス監督率いるチームを新たな次元、2部昇格へと導いてくれる要因になれるだろう」

 ピカソと比較するというのは非常に大胆だが、久保自身がこのプレシーズンで結果を残してきたことについて触れるとともに、「近未来、レアルの旗頭の1人となれる選手だ。日本人選手はヴィニシウス、ロドリゴ、ブラヒム・ディアスといった他の若き選手とともに、20世紀最高のクラブの歴史を21世紀にも引き継げる選手になれる」と、その実力を買われている。

 記事ではセグンダB(3部相当)開幕前のテストマッチとなったブルゴスCF戦(2-3)でのプレーぶりについて、「必要ならば右サイドピッチの状況を見て左サイド、そしてチャンスがあれば中央と自由に動き回っていた」と、幅広いエリアプレーしたことについて言及。それとともに、噂となった1部バジャドリードへの期限付き移籍を断り、「彼はBチームに残ってジズー(ジネディーヌ・ジダン監督)が必要と判断した時、マドリードプレーする」と、トップでのプレー機会をうかがっていることにも触れている。

 スペイン1部マジョルカへの期限付き移籍の可能性が浮上しているなか、カスティージャ所属という立場でも久保への高い注目度はしばらく続きそうだ。(Football ZONE web編集部)

レアル・マドリードの日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】