日本とオリンピックの歴史を描く大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の新キャストとして浅野忠信徳井義実安藤サクラが発表された。3名は、本作が大河ドラマ初出演となる。

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新聞記者ながら日本水泳チームの総監督を務める田畑政治(阿部サダヲ)を主人公とした第2部を放送している本作。第40回(10月20日[日]放送予定)から、「1964年東京オリンピック篇」に突入する。

浅野が演じるのは、田畑の悲願である東京オリンピック開催を目前に立ちはだかる大物政治家・川島正次郎。浅野は役柄について「川島は田畑とは違う視点で『オリンピック』を見ている男です。ナンバー2という生き方や、粋でしたたかな二面性も魅力的で、自分に向いている役だと思っています(笑)」と語る。

また、バレーボール経験のある徳井が演じるのは、女子バレーボール日本代表チームの監督であり、厳しさから「鬼の大松」と呼ばれた大松博文。徳井は「あの日のバレーボール少年に、『お前は将来、大松監督をやるんやぞ!』って言ってあげたいです」と喜びを。

そして、その大松が監督を務め、「東洋の魔女」の異名をとった女子バレーボール日本代表チームの主将・河西昌枝を演じる安藤は「バレーボールができて、『いだてん』に出られて、大河ドラマに出られて、ものすごく楽しいです!」と徳井と同じく歓喜のコメントを寄せた。

■ 川島正次郎役、安藤忠信コメント

大河ドラマにはなかなか縁がないと思っていたので、大変うれしいです。川島は田畑とは違う視点で「オリンピック」を見ている男です。ナンバー2という生き方や、粋でしたたかな二面性も魅力的で、自分に向いている役だと思っています(笑)。宮藤官九郎さんとは映画で共演したり、バンド活動でも“対バン”したりしていますが、そうした中で僕という俳優のことを理解してくださったとありがたく感じています。

■ 大松博文役、徳井義実コメント

宮藤官九郎さん脚本の大河ドラマですし、阿部サダヲさんも大好きなので、めちゃくちゃうれしいです。中学・高校とバレーボールをやっていたので“鬼の大松”のことは知っていました。

「そんな怖いイメージ、俺にはないし…」と一瞬ひるみましたが、大松監督を演じられるのはすごく光栄なことだと感謝しています。あの日のバレーボール少年に、「お前は将来、大松監督をやるんやぞ!」って言ってあげたいです。

■ 河西昌枝役、安藤サクラコメント

ドラマも終盤でまさか呼んでいただけるなんて思ってもいなかったので、とっても嬉しいです。宮藤官九郎さんの脚本を読んでいると「この中に入ってみたい!」と、うきうきしてきます。

せりふは多くないのですが、現場に行くとその一言に込められている熱量に驚かされ、東洋の魔女の凄まじい覚悟を感じながら撮影しています。バレーボールができて、「いだてん」に出られて、大河ドラマに出られて、ものすごく楽しいです!(ザテレビジョン

「東洋の魔女」主将を演じる安藤サクラ