21日、叶姉妹の妹である叶美香がオフィシャルブログとインスタグラムを更新。「あなたのためを思って」という言葉の厄介さについて綴るとともに、ファビュラスな名言を繰り返し紹介する理由を明かした。
■「あなたのためを思って」について持論
恋愛や生き方、人間関係など、さまざまな事柄を独自の言葉で綴っている叶姉妹。この日のブログでは「あなたのためを思って」という言葉について持論を展開する。
彼女たちによると、この言葉によって「他人の価値観を押し付けられる」可能性があるそうで、「押し付けると言う方向性をはらんでいる以上、その言葉が一見、どんなに配慮に満ちているようであったとしても、それはあくまでその方の価値観の親切さ」であると説く。
そして、「真の『親切』と『思いやり』は、どのような関係であっても相手に敬意を払い尊重し自分と他人様は違うということを知ることがおもいこみや押し付けのない心地よい関係が生まれるのです」と述べた。
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■ファビュラスな名言を繰り返し紹介する理由
その後、叶姉妹は「以前にもご紹介いたしましたファビュラスな姉の格言や言葉を繰り返し期間をあけてご紹介することがあります」と続ける。
その理由は「一度ご覧になっている内容でも見る時のコンディションや環境、ご自身の変化や進化などによって同じ内容でもまったく違う新しさや発見があるから」というものだ。
どんな人も受け取る人次第であり、また受け取る人も常に同じ状態ではないので、そのときによって感じ方も変わる……ということのようだ。
■「噛み締めたい」「気をつけたい」
人間関係における普遍的な真理を、わかりやすい言葉で綴った叶姉妹。読者からは「噛み締めたい」「気をつけたい」などの声が寄せられている。
「愛情深いお言葉を噛み締めたいと思います」
「相手に敬意を払い、尊重することは、先々の未来を決定づけますね」
「私の場合、『良かれと思って』ということをしちゃいがちなので、押し付けにならないように、気をつけたいです」
■約4割が「あなたのことを思って」に疑問
「あなたのことを思って」というのは、多くの人が一度は投げかけられた言葉だろう。それは純粋な善意から来ることもあるし、また善意を装った悪意から来ることもある。
しらべぇ編集部が以前、全国20〜30代の男女1,362名を対象に行なった調査では、「『あなたのことを思って言っている』は、絶対に思っていないと思う」と答えた人は全体の38.3%。男女別で見ると、女性のほうが若干だが多くなっていた。
ファビュラスでありがたい叶姉妹の言葉。今後も注目していきたい。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20代~60代の男女1,362名 (有効回答数)
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