バイトであれ正社員であれ、新人のころの業務上のミスは仕方がないこと。失敗を積み重ねていくことも、上達の秘訣といえます。

しかし世の中には、そうしたミスを執拗に責めて、成長のチャンスをつぶしてしまう人も。

デザイナー・イラストレーターとして活躍する、しばたま(shibatamaa)さんが公開したエピソードをご紹介します。

2人の先輩による、真逆の指導法

エピソード自体は、しばたまさんのInstgramのフォロワーの体験談。フォロワーから寄せられた体験談を元に、しばたまさんが漫画化しています。

今回、エピソードを投稿したのは、高校時代に飲食店でアルバイトをしていた女性でした。

新人のころ、ソフトクリームがうまく作れなかったという投稿者さんは、マネージャーから厳しく叱られてしまったといいます。

事情があるにせよ、形が崩れた商品を客に提供するわけにはいきません。

ベテランの『マネージャー』という立場上、厳しすぎるぐらいの態度をとっていたとも考えられます。

しかし、同じ職場の男性スタッフがわざわざ投稿者さんを指名してまで注文してきても、マネージャーの態度は変わりませんでした。

スキルが足りないことは、投稿者さんも自覚していました。だからこそ、目の前で否定の言葉を浴びせられた時の気持ちを想像すると、こちらまで切なくなります…。

男性スタッフの返答に「スカッ!」


一度はマネージャーから「やめておいたほうがいい」と、断られてしまった男性スタッフ。しかし、男性スタッフの返答はというと…。

時には厳しく叱ることも必要です。しかし叱りっぱなしでは、成長するチャンスを奪うことにつながります。

「こういう時に、練習しないとね!」と声をかけてきた男性スタッフの優しさに、当時、投稿者さんはどれほど救われたことでしょう。

男性スタッフのような姿勢を、私たちも見習いたいものです。

しばたまさんの作品はこちらから

しばたまさんのInstagramには、ほかにもフォロワーから寄せられた『感動する話』や『ほっこりする話』などが公開されています。

ぜひ、そちらもご覧ください。

Instagram:shibatamaa


[文・構成/grape編集部]

出典
shibatamaa