最愛の飼い主に再会するため何度も生まれ変わる犬を描いた映画『僕のワンダフル・ライフ』の続編『僕のワンダフルジャーニー』より、本編映像が解禁。主人公の犬ベイリーが、飼い主イーサンと共に、何度生まれ変わっても変わることのないおなじみの得意技を披露する感動的な場面が収められている。

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 本作は、自分の命を救ってくれた少年イーサンに再び会いたい一心で何度も生まれ変わる犬のベイリーを描いた『僕のワンダフル・ライフ』(2016)の続編。その後のベイリーの、さらなる生まれ変わりの旅路を描く。

 前作で50年で3度生まれ変わり、ようやく最愛の飼い主イーサン(デニス・クエイド)と再会を果たした犬のベイリー。続編となる今作でもその“犬生”が終わりを迎え、イーサンに別れを告げようとしたベイリーに、「孫娘のCJを守ってほしい」という新たな使命が与えられる。CJが少女から大人へと成長するまでの揺れる人生に寄り添うため、再び何度も生まれ変わり、CJの幸せのためにベイリーは奮闘する。

 今回到着した映像は、ベイリーがラグビーボールを咥えて「ワンッ!(遊ぼう!)」とイーサンを誘い、大技を決めるシーン。前作では、何十年の時を超えてこの大技を決めた瞬間に、ベイリーが生まれ変わって再び自分の前に現れたという奇跡にイーサンが気付いた重要な場面だ。映像では、おなじみの大技を決めた後、年齢を重ねたイーサンは「楽じゃないな」とつぶやくも、大技の成功に満足げな表情。人と犬の変わらぬ絆に心が温まる映像となっている。

 前作に引き続き、イーサンを演じるデニスは「今まで飼ってきた犬たちは皆、私にとって特別な存在だった。犬は家族の一員で、飼い主の性格を吸収するスポンジのような特徴を持っている。それに多くの場合、愛犬の死は子供たちが初めて直面する『死』でもある」と犬への愛情を明かし、「だからこそ、ベイリーが何度も生まれ変わって自分の元に帰ってきてくれるという本シリーズの物語は非常に美しい」と本作の魅力をコメント。

 続けて「このシリーズに関われた最大の喜びは、エンターテインメントだけでなく、それ以上の何かを観客に提供できる点だ。愛するペットや家族がこの世を去っても、その魂は旅を続けているかもしれないという考え方を提示することで、特に子供たちが喪失感を癒してくれたことをうれしく思うね」と、ペットや家族の死に直面した人々に希望や癒しをもたらす本作に出演した喜びも明かしている。

 映画『僕のワンダフルジャーニー』は9月13日より全国公開。

映画『僕のワンダフル・ジャーニー』場面写真(C) 2019 Storyteller Distribution Co., LLC, Walden Media, LLC and Alibaba Pictures Media, LLC.