マジョルカの空港に降り立った様子が公開され、メディカルチェックもパスと現地報道

 レアル・マドリードの日本代表MF久保建英は現地時間22日、期限付き移籍が噂されるマジョルカの空港に降り立った様子がスペインメディアで報じられた。スペイン紙「マルカ」が「数時間後に移籍が正式発表へ」と伝えるなか、現地ファンからも「最高の決断」「刺激的なサイン」「日本の宝石を獲得」と熱狂の声が上がっている。

 久保はトップチームに帯同してプレシーズンマッチ計4試合に途中出場。その後はトップチームの練習とカスティージャ(レアルB)の試合を兼任してきた。

 ベルギー代表MFエデン・アザールらトップチームに怪我人が続出しているため、久保は20日、21日と2日連続で練習に参加。24日のバジャドリード戦のメンバー入りも期待されるなか、スペインテレビ局「La Sexta」の番組「Jugones」が「久保はマジョルカに行く」とマジョルカへの期限付き移籍の可能性を指摘した。

 マジョルカ行きが現実味を帯びるなか、翌22日に久保がマジョルカの空港に降り立った画像を複数のスペインメディアが公開。「AS」紙が「久保建英はローンでマジョルカでプレーする。木曜日にメディカルチェックをパスし、シーズンに向けてコミットする」と報じれば、「マルカ」紙も「数時間後に移籍が正式発表へ」としており、あとはクラブの発表待ちとなっているようだ。

現地ファンもSNS上で熱狂「刺激的なサイン」「僕たちにとって良いニュース

 これを受け、現地ファンもSNS上で熱狂を見せている。

「最高の決断」
「刺激的なサイン」
「日本の宝石を獲得」
「クボがすでにマジョルカにいる」
「僕たちにとって良いニュースだ」
「彼が1部でプレーするのは素晴らしい」
「久保の到来は、ここ数年のマジョルカで一番エキサイティングと言っても過言ではない」
「今日発表?」

 マジョルカは過去に元日本代表FW大久保嘉人ジュビロ磐田)、元日本代表MF家長昭博川崎フロンターレ)がプレーしたことでも知られる。“史上3人目の日本人選手”として、マジョルカの歴史の名を刻むことになるかもしれない。(Football ZONE web編集部)

レアル・マドリードの日本代表MF久保建英【写真:Yukihito Taguchi】