大久保、家長に次いでクラブ3人目の日本人、25日の本拠地戦で輝きを放つか

 日本代表MF久保建英は現地時間22日、1部レアル・マドリードから同マジョルカへの期限付き移籍が決まった。25日(日本時間26日0時)のリーグ第2節、本拠地レアル・ソシエダ戦が最短デビューとなり、久保も「プレーしたい」と意欲を見せている。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が伝えた。

 今夏FC東京からレアルへ移籍した18歳の久保は、トップチームに帯同してプレシーズンマッチ計4試合に途中出場。その後はトップチームの練習とカスティージャ(レアルB)の試合を兼任してきた。カスティージャが主戦場になるかと思われたが、急転マジョルカへの期限付き移籍が決まった。

 マジョルカはすでに1部開幕戦を終えており、17日に本拠地イベロスター・エスタディで行われたエイバル戦で2-1と勝利。25日の第2節ソシエダ戦が久保にとって“最短デビュー”となる。本人も出場に向けて意気込んでおり、23日から練習に合流予定。ソシエダ戦に向けて「準備できればプレーしたい」と現地メディアに語っている。

 過去、マジョルカでは元日本代表FW大久保嘉人ジュビロ磐田)、元日本代表MF家長昭博川崎フロンターレ)がプレーした。“クラブ史上3人目の日本人選手”として、25日のソシエダ戦でスペインデビューを飾った久保が輝きを放つだろうか。(Football ZONE web編集部)

マジョルカに期限付き移籍した日本代表MF久保建英【写真:Yukihito Taguchi】