コウメ太夫(画像はコウメ太夫公式ツイッタースクリーンショット

21日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)にお笑い芸人のコウメ太夫が出演。持ちネタの「チクショー」を禁じられたライブでどのように乗り切るかが放送された。

■本番直前に「チクショウはNG」

この日の説は「決めゼリフが封じられた芸人の営業地獄説」。都内で実際に行われたドイツビールのイベントで、ニセのお笑いライブを開き、そこで営業として招かれた芸人が本番直前に持ちネタの「決めゼリフ」を禁じられるというもの。

コウメ太夫の場合、「動物愛護の観点から『畜生』はNG」という理由で「チクショー」が使えなくなった。「多分シラーってなる…。大丈夫かな」と不安になるコウメ太夫

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■代わりに「乾杯ビール」

そうは言いつつも、本番到来。「階段を上がったと思ったら、下がってました~」というネタを披露し、「チクショー」とここで来るはずだがそこで言ったのは「乾杯ビール」。ビールイベントの趣旨に合わせた掛け声となった。

本番直前の本人の不安とは裏腹に、会場は大盛りあがり。その様子を見たコウメ太夫は以後も「乾杯ビール」「ビール」と連発した。

■過去にあったリアルNG

楽屋に戻り、「説」だと明かされると「いや僕真っ先にあの祭りを思い出しましたよね」と一言。

過去に実際に行われたという神社の祭りの本番直前で「チクショウ」を言ってはいけないという告知があったのだと明かす。テレビ番組のドッキリではなく、「ガチ」だったようだ。

理由は「神聖なる神社でやってほしくないです」。その時は「息子がちょうどアンパンマンばかり見ていたので」ということで「アンパンチ」を使ったという。だが「アンパンチアンパンチ」と連呼したが「シラーって全くウケなかった」と振り返った。

■一発屋芸人の宿命?

過去に実際にあった「チクショウ」のNG。視聴者からは「アンパンチのネタツイートもしてほしい」という声が見られた。一発屋芸人だと、決めゼリフが使えなくなると生き地獄となるのだろう。そんな一発屋芸人についてこんな調査がある。

しらべぇ編集部で全国20〜60代の男女1,365名を対象に調査したところ、全体の26.6%が「一発屋芸人はかわいそうだと思う」と回答。

一発屋芸人

だが「チクショウ」だけで10年以上芸人としてできているのは脱帽するしかあるまい。

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(文/しらべぇ編集部・右京 園次郎

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)

コウメ太夫、営業で「チクショー」にガチNG 代わりに言ったのは…