9月6日(金)公開の映画「スタートアップ・ガールズ」の完成披露上映会が、8月22日東京都内の劇場で行われ、出演者の上白石萌音山崎紘菜山本耕史と池田千尋監督が舞台あいさつに登壇した。

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同作は、“非常識女”と“手堅い女”という正反対の性格の女性2人がぶつかり合いながらビジネスパートナーとして進化していく姿を描く“スタートアップ”エンターテインメント。

自由奔放で天才的な大学生起業家・光(上白石)と安定志向を持つ大企業OL・希(山崎)は、光の事業をサポートしている水木(山本)の計らいで小児医療遠隔操作で診察をする新プロジェクトのビジネスパートナーになってしまう。

そんな中、身勝手な光の言動に振り回される希は、光を信じることができず仕事にも行き詰まる…というストーリー。

舞台あいさつでは、上白石が「“スタートアップ”について知っていくにつれて『すごく魅力的な世界だな』と思って、それを映画にしてたくさんの方に見ていただくというのはすごく革新的だなと思いました」と告白。

一方、山崎は「私も“スタートアップ”について全然知らなかったのですが、起業するということが日常にあふれていて学生さんや若い方も起業できると知った時は、未知の世界との遭遇というか大きな世界の扉の前に立たせてもらったような気持ちでした」と明かした。

また、山本はW主演を務めた2人について「彼女たちの情熱みたいなものを受けて、すごく役とリンクしました。彼女たちの芝居が、アプローチも(自分と)全然違っていて『2人と向かい合えてよかったな』と勉強になりました」と撮影を振り返った。

そんな中、「これからスタートさせるなら、どんなことにチャレンジしたいか?」と聞かれた山崎は「劇中で歌を歌う役をやってみたい!」とにっこり。

対する上白石は「バナナジュース屋さんです。この間テレビを見ていたら『タピオカの次はバナナジュースが来る』って言っていたので」とはにかみながら答えていた。

最後に「扱っているテーマはお仕事の話なのですが、私は『これはめちゃめちゃ青春映画だな』と思っていて、2人が織り成す“無我夢中で何かを追い掛けていることのまぶしい光と希望”を感じていただけたらと思います!」(山崎)

「“起業”だけではなく、この映画を見て何か感じられたことがあったら、それを何かの一歩にしていただけたら私たちは本望です」(白石)と、それぞれアピールした。(ザテレビジョン

舞台あいさつに登壇した一同