こんにちは!元アイドルコラムニストの小川満鈴です。高速道路での暴行事件から発展し、あれよあれよという間に日本中が注目するニュースとなってしまった「あおり運転」の事件ですが、ようやく犯人も逮捕されてひと段落したようです。とはいえ、これから犯人には厳しい余罪や動機などの追求が待っていますね……。

見た目が先行している日本人の考え方

さて、では今回のニュース、どうしてここまで大きな話題になったのでしょう?

まず第一にはあのドライブレコーダーに録画されていた衝撃的な暴行映像ですよね。そして、今回一緒に連行された同行していた女性にも注目が集まりました。また、「ガラケー」だったという点や、後にネット等でも拡散された犯人のSNS投稿のカッコつけ写真も話題になり大きな引き金になっていたのだと考えています。

今回の犯人、もちろん絶対にしてはいけないことをしたので逮捕となったわけですが、でもどうでしょう?例えば自撮りカッコつけ写真、自撮りの私って可愛い写真等って実は普通の一般人でも結構やっていることですよね……。特に女性の場合、「インスタ映え」という言葉があるようにリスクも恐れずに毎日世界中で自分の顔を盛って投稿するなんて当たり前になっています。

が、このニュースで私は思ったんですね……。人間っていつ自分が世間から注目されて、そしてそれを予想していなかった際に、過去の自分の投稿が仇になることもあるんだなって……。

特に自分を自分の本当の姿以上にカッコつけて、可愛らしく盛っているものをアップしていると、いざという時に実に滑稽に見えてしまう。今回の犯人も逮捕された際の写真や映像と、窓際にサングラスをかけて座っている姿等のギャップがすごく、逆にとても恥ずかしい感じになってしまいました。

が、人間というのは「見た目」にどうしても騙されてしまう生き物なんです。詐欺集団とかも、客と会うときはバッチリとスーツや髪型を決めて信用させていくそうです。それが良い悪いではありませんが、私たち日本人は「その裏」を見れるようにならなくてはいけませんね……。

「外側」を作って「内側」を作らない時代

私は「薄いカッコいい」を疑うようにしています。この「疑う」という表現ですが、具体的に説明していきますと「要素分解」というものに行き着きます。例えば、今回のあおり運転の事件の容疑者を例にとってみていきますと、彼はインスタFacebookを利用していました。そして、食べたもの、自分を撮った写真の数々がアップされていたわけです。これらの写真の内容から人間性を見出すには、まず、食事をアップしている場合、高級なものばかりをやたらアップしているのには要注意です。それはどうしてか?

つまり、アップ主はこの食事を「高級」だと理解し、「高級」だからアップしていたわけです。他に普通のラーメン屋だったり家食だったり居酒屋的なものもアップされているうちの数点が高級なら良いのですが、高級なものだけをアップしているということは、「そう見られたい」「そう見せたい」という自己欲求が潜んでいることになります。

ちなみに、この手のタイプの人は平気で「拾い画像」を掲載することがあります。もし何かこういったタイプの人と関わるのでしたら、アップされている写真を「類似画像検索」等で調べてみましょう。他の人がアップしたものやサンプルの写真を掲載し、コメントに「美味しかった!」とか書いていたら、まあ胡散臭いです。

また、自分の写真を掲載する部分ですが、これも分解して考えることができます。

まず、その写真を撮っている「状況、現場」を想像してみてください。これは写真をそこそこ撮っている人ならわかるのですが、全身が写っている場合は、「タイマーで自分で撮った」or「誰かに撮ってもらった」の二択しかありませんよね。

この前者のタイマーの場合、なかなか痛いです……。しかもその写真がサングラスをつけて、窓際、足を伸ばして……外を見つめる……。これをタイマー(リモコン)で撮ってる姿を想像してください……。とんでもない自己愛、自己顕示欲が隠れているのがわかるかと思います。

誰かに撮ってもらったとしても、おそらくは何度も出来上がりを確認して、「もうちょっと光が……」「角度が……」とやり合ってる姿を想像するとなかなか痛いですよね……。こうして、その「現場」を想像するとその人物像が見えてくるものです。

後半ではどうしてこういうタイプの人間が存在するのかを書いていきます。

映え写真は誰でもツッコミポイントはあるもの。何気に、悪いことをした人のアカウントによってたかって罵詈雑言をコメントしている人たちの心理にも恐怖を覚えます…。

SNSで自分を盛りすぎないようにするには?  ~その2~に続きます

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