スーパーマリオメーカー 2では毎日さまざまな独創的なコースが作られている。中でもファミリーコンピュータで発売されたスーパーマリオブラザーズのアイコニックな1-1面の改造ステージは、『スーパーマリオメーカー 2』でも人気を博しているようだ。ファイアバーを大量に配置した鬼畜ステージが話題になったのも記憶に新しい。

 同じく『スーパーマリオブラザーズ』の1-1面を改造したステージがSNSで話題になっている。敵やトラップの配置や数はほとんど変わっていない。変わっているのは、ステージが90度回転し、上へ上へと登っていくものに変更されている点だ。

 特によくできていると感じるのは、基本的には左右に動く敵キャラをレールを使って上下に動かしている点と、それを踏み台にして上に登っていくギミックだ。まさに90度回転した垂直ステージらしいギミックだ。どう見ても簡単なステージでは無いが、Black60Dragon氏はクリボーのタイミングや空中での姿勢制御をうまく使ってなめらかに登っていく。

(画像はBlack60Dragon‏氏のTwitterアカウントより)
(画像は『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』より)
(画像はBlack60Dragon‏氏のTwitterアカウントより)
(画像は『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』より)

 もちろん通常のステージをただ縦にしただけでは絶対に攻略できない。この改造1-1では、どうしても登れない部分には落ちる足場が設置されて登ることができるようになっている。とはいえ、ほんの僅かの付け足しで1-1が縦に登れるようになるステージになるのは驚きだ。

 実は、1-1を縦にするアイデアは『マリオメーカー』の頃からすでに登場しており、Youtubeで「マリオメーカー 縦 1-1」などで検索するといくつか出てくる。『マリオメーカー』の縦になった1-1と比べて見るのも面白いだろう。

 『スーパーマリオメーカー 2』で公開された1-1の縦バージョンのコースIDは「9M3-SNK-WRF」。興味がある方はダウンロードして挑戦してみてほしい。

ライター/古嶋 誉幸

ライター
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros