アトレティコ・マドリーが、ウディネーゼに所属するアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウル(25)に関心を寄せているようだ。イタリアカルチョメルカート』の情報をもとにスペイン『アス』が伝えている。

今夏、中盤の補強を目論んでいるアトレティコは、ディナモ・ザグレブのU-21スペイン代表MFダニ・オルモ(21)の獲得に動いているとみられているが交渉は難航している様子。オルモの獲得にプライオリティを置いてはいるものの、代替案としてデ・パウルに白羽の矢を立てているという。

ラシン・クラブ(アルゼンチン)から2014年夏にバレンシアへ完全移籍したデ・パウルは、加入初年度こそ公式戦29試合に出場したが、徐々に出場機会を減らし、2016年2月にラシン・クラブへレンタル移籍。同年7月にウディネーゼへ加わり背番号「10」を背負うと、昨シーズンはセントラルMFを主戦場に左ウイングなどのあらゆるポジションをこなし、公式戦37試合で9ゴール8アシストをマークした。

そのデ・パウルはスペインプレーしたことに好印象を持っている模様。さらに、イタリア国籍を保有していることからEU圏外枠を用意する必要がない点もアトレティコの関心を促進させる要因となっているようだ。

また、デ・パウルが加入した場合は、ミランが獲得に動いているアルゼンチン代表FWアンヘル・コレア(24)とローマが関心を示すクロアチア代表FWニコラ・カリニッチ(31)の退団が加速するとのことだ。

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