キッズデザイン協議会が、2019年8月23日、第13回キッズデザイン賞の受賞作品を発表し、株式会社アキュラホーム(本社:東京都新宿、代表取締役社長:宮沢俊哉)が世界初・開発に成功した、カンナ削りの“木のストロー”(国産間伐材の木のストローAQURAS)が選ばれました。

子供たちがカンナ削りの“木のストロー”を五感で楽しむ様子
キッズデザイン賞は特定非営利活動法人(NPO)のキッズデザイン協議会が主催するもので、「子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・サービス・活動・研究を対象とする顕彰制度」とされています。今回は437点の応募があり、そのなかから264点が受賞作品に決定。最終審査は9月に行われ、このなかから、内閣総理大臣賞としての「最優秀賞」、経済産業大臣賞、少子化対策担当大臣賞、消費者担当大臣賞、男女共同参画担当大臣賞としての「優秀賞」、キッズデザイン協議会会長賞としての「奨励賞」、東京都知事賞、審査委員会特別賞、TEPIA特別賞としての「特別賞」が決定される予定です。

応募部門:「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」
応募作品:カンナ削りの“木のストロー”(国産間伐材の木のストローAQURAS)

●子どもたちが未来を考えるストローに ~イノベーションを創造するキッカケに~
カンナ削りの“木のストロー”は、木材をカンナで削る際にできる削り華(木のスライス材)を使用しています。昨年、西日本豪雨の被災地となった森林の間伐材を含む国産材を主材料とし、厚さ0.15mmにスライスし、ストロー状に巻き上げています。木そのものの素材感を五感で体感でき、未来を考えるストローと位置づけています。

カンナ削りの「木のストロー」を通じて、山・海・資源の問題の解決の一助に
1.山の問題=災害の多い日本における森林の役割の理解と、持続的管理、保全の必要性訴求
2.海の問題=世界的な海洋環境保全の必要性訴求、廃プラ問題の解決
3.資源の問題=レジ袋、食品トレイなどに代表される生活のなかにあるプラスチック製品の無意識的消費への警鐘

●全国で生産体制を確立して雇用の創出も
カンナ削りの“木のストロー”は、森林環境の整備保全による減災の観点から国産間伐材を主材料としています。使用後は可燃ごみとして捨てることで間伐材の活用促進につながるよう、環境を重視して開発しました。通常は使い物にならない節目部分も無駄なく活用できるように工夫もしています。一方で、地産地消を目指して間伐、製材、製品化まで日本各地で行えるように整備することで、各地で林業や製材業などを振興、雇用の創出につなげると同時に、障がい者や高齢者の雇用にも貢献したいと考えます。

配信元企業:株式会社アキュラホーム

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