(taa22/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

警察庁の栗生俊一長官は22日の記者会見で「あおり運転は、交通の安全と円滑への障害にとどまらず、意図的に危険を生じさせる極めて悪質な行為」と述べ、今後も積極的に摘発する方針を示した。そんな中、今度は岐阜で事件が発生。しらべぇ取材班は、岐阜県警大垣署を直撃した。

■「覚えていません」

岐阜県警大垣署は21日、交通上のトラブルから乗用車を停止させ運転手の男性を殴り、けがを負わせたとして、傷害容疑で同県大垣市八島町居住の会社員の男(42)を逮捕した。

逮捕容疑は3日午後10時30分頃、岐阜県安八郡内の町の路上で、自営業の男性(52)の乗用車を停止させ、運転席のドアを開け「なめとるんか」「殺すぞ」などと因縁をつけ、顔を拳で殴るなどして、全治7日間のけがを負わせたもの。調べに対して、「覚えていません」と容疑を否認している。

同署によると、現場は1車線道路で、被害男性は「思い当たるトラブルはない」と話しているという。男性の妻から「夫が誰かに殴られた」と110番があり、防犯カメラ映像などから男を特定。

21日に大垣市内を車で走行しているのを発見し、逮捕した。捜査関係者は、取材に対して「殺すぞという言葉は強烈だが、あくまで『因縁』と捉えている。殺意は認められなかったので、殺人未遂罪の適用には至っていない」と述べた。

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■前後撮影タイプが人気

ドライブレコーダーの映像が、あおり運転の摘発に有効だとして注目を浴びている。そこで、しらべぇ編集部はコムテックを取材。担当者は以下のように述べた。

「ここ2~3年、問い合わせが非常に増えている。人気機種は、前後が同時に撮影されるタイプ360℃撮影できるものもある。シガーソケットや車内の電源につなぐことで、撮影が可能になる。値段は1万円台前半から4万円台後半まで幅広く用意している」

■なぜまた同じようなことを…

あおり運転が、これだけ世間を賑わせているのに、なぜまた同じことをするのかという声があがっている。

「今これだけ騒がれてる中、何故同じようなことするのか疑問」

「しっかり鍵をかけて、車の窓もドアも絶対に開けられない状況にしないといけないんだなと改めて思った」

「再びこの様な犯罪を防ぐため、加害者に厳正な処罰を希望」

「警察は悪質運転者にはすぐにどんどん動いて、しっかりと厳罰化していってもらいたい」

警察庁長官自身が、あおり運転の取り締まり強化を名言した。「カッとなった」や「やり過ぎた」などという言い訳は、もう通用しない。

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(文/しらべぇ編集部・おのっち

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