映画『ロボコップ』の俳優ジョエル・キナマンや『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイクが出演し、FBIに裏切られた情報屋の脱出劇を描いた緊迫のクライム・サスペンス映画『THE INFORMER/三秒間の死角』が11月29日に公開されることが決まり、予告映像とポスタービジュアル、メインビジュアルが解禁された。

【写真】『THE INFORMER/三秒間の死角』メインカットとロゴビジュアル

 本作は、欧州の文学賞に輝いたベストセラー小説『三秒間の死角』を、映画『ジョン・ウィック』シリーズのプロデューサー、ベイジル・イヴァニクが映画化。主人公の情報屋ピート ・コズローをジョエルが、FBI捜査官ウィルコックスをロザムンドが演じ、そのほか、NY市警の刑事グレンズに『スーサイドスクワット』のコモンウィルコックスの上司モンゴメリーに『クローサー』のクライヴ・オーウェンなど実力派俳優が脇を固め、自分を取り巻くすべての組織から命を狙われる絶体絶命の男の究極の脱出劇を描く。

 自由の身と引き換えにFBIの情報屋になったピートは、最後の任務としてマフィアに潜入し、刑務所内での麻薬組織作りに着手する。FBIの裏工作で競合組織を壊滅させたピートだったが、NY市警の横やりにより彼らに裏切られ、全ての組織から命を狙われる絶体絶命のピンチに陥る。果たしてピートは、FBIマフィア、NY市警、囚人たち、全てを出し抜き脱出することができるのか…。

 予告映像では、FBI捜査官のウィルコックスが「今から全てを記録する」とピートに携帯を渡すシーンから始まる。そして、組織のリーダーから刑務所内の麻薬取引を仕切るよう命令されるピートは、FBIに組織を抜けたいと相談するものの拒否され、仮釈放を取り消すぞと脅しをかけられるシーンが映し出される。後半では、NY市警がピートに目をつけるシーンや、モンゴメリーがウィルコックスに「バレたら俺たちは壊滅だ」「情報屋を切れ!」と命令するシーン、娘の「パパ、早く帰って来て」という悲痛な思いに「必ず帰る」と約束する血だらけのピートのシーンなどが次々に映し出され、ラストにピートが脱出劇を展開する緊張感溢れる映像で締めくくられている。

 ポスタービジュアルは、周囲に弾丸が降り注ぐ中、ジョエル、ロザムンド、クライヴが大きく描かれ、その脇には「FBIに裏切られた情報屋の脱出劇」というコピーが配置され、緊迫の脱出劇が感じられるビジュアルとなった。

 映画『THE INFORMER/三秒間の死角』は11月29日より全国公開。

映画『THE INFORMER/三秒間の死角』ポスタービジュアル(C)Wild Wag films Productions 2018