従業員のストライキネットでも話題の、佐野サービスエリア(上り)。現在は別の従業員で営業を再開しているが、レストランについてはいまもなお閉店している。

しかし、再開したとはいえ以前とは違うスタッフが料理を作っているため、元従業員からは「味が違う」といった指摘があるようだ。

■実際に行ってみると

果たして本当に味が違うのか? 記者も何回か佐野サービスエリアの佐野ラーメンは食べたので、もう1度フードコートで味を見てみることにした。

現在上りのフードコートにあるラーメン店は佐野ラーメンのみの販売で、値段は650円。ほかのものが食べたい場合は外にある松屋で食べなければならないようだ。

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■1品しか食べられないのはキツい

かなり混雑していたにもかかわらず、提供時間は5分ほど。具はナルトチャーシュー1枚、メンマにねぎとオーソドックスなラーメン

気になる味は、少しスープにカルキっぽさを感じ、なんとなくだが麺の茹で具合が固めな気が。さらになんとなくこの騒動があることをイメージしつつ食べると、少し暗い気持ちになった。

また、ラーメンしか食べられないのは1人だけならまだしも、ファミリーや仲間と一緒に来たときに選択肢がないので正直ツラい。お土産も22日現在現金でしか買えないので、クレジットカード派にはキツいと思った。

■佐野サービスエリアは上り下り両方使える

そんな理由で佐野サービスエリア(上り)は現在のところ100パーセントおススメできる状態にはなっていないのだが、救いは階段を使って下りのサービスエリアへ行けること。

こちらはお土産を買うのにクレジットカードも使えるのに、なぜか上りにくらべて客がほとんどいない状態だった。上りの騒動を聞いた人たちで賑わっていたのだろうか?

■下りのラーメンは少し高いが…

下りのフードコートのラーメン店『さのや』は、しょうゆラーメン730円と上りよりも80円高いものの、みそや塩味も選べたり、そばやうどん、定食も食べることができる。

また、とちぎ夢ポークを使ったオリジナルラーメンやほかの具材を使った料理も豊富に取り揃えられているので、大人数で行ってもそれぞれ違った味を楽しめるのだ。

■ラーメンは激ウマ

この際なのでどちらが美味しいか検証すると、ラーメンの具材はねぎにめんまチャーシュー2枚にほうれん草ナルト。値段が上りより少し高いだけあり、具も少し豪華な感じだ。

味についても文句なしのウマさで、スープは旨味が強くスッキリしているのだが、ほんのりとした優しい甘さがあり、佐野ラーメンのちぢれ麺によく絡んで最高!

これも記者の好みだが、少し高くてもさのやのラーメンを食べたほうが、いまのところ満足度は高いと思う。

■下りのほうが満足度高

結果としては、上りよりも下りのほうがラーメンの完成度が高く、ほかのメニューも注文できるため下りの圧勝。上りもかろうじてラーメンは食べられるものの、現金しか使えず料理も1品だけのため、満足度は低い。

やはり作り手の習熟度でも味は変わるため、問題が解決して以前の従業員が戻り、ほかのメニューも頼める状態になるまで、食事をする場合は下りへ行ったほうがいいかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男

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