デザインやイラスト、ライティング、テープ起こし、データエントリーなど自分の特技を活かして在宅ワークをしているママも最近は多いのではないでしょうか。家計を支えるだけでなく、モチベーションを刺激するといった面でも、在宅ワークには様々なメリットがあります。

自分の好きな時間・場所で行えることが魅力の在宅ワークですが、育児や家事をしながらの仕事はなかなか大変なこともありますよね。今回は、育児と在宅ワークをうまく両立するためのヒントをご紹介します。

育児中の在宅ワークで心がけたいこと

そもそも在宅ワークを選んだ理由はどこにありますか。この問いに対して多くの方は、「子どもとの時間を大切にしたいから、好きな時間・場所で仕事のできる在宅ワークを選んだ」と答えるのではないでしょうか。それならば、あくまでも生活のメインは育児であることを忘れないようにしましょう。

また、在宅ワークを進めるにあたっては、家族の理解や協力を得ることも大切です。いくら自分のペースに合わせて仕事をできるといえども、始めたばかりの頃は生活のリズムをつかめなかったり、思いの外仕事に時間がかかったりするかもしれません。そんなときに、家族の理解や協力があれば、安心できますよね。「家計を支えたいから」「復職までのリハビリとして」など、在宅ワークをする目的を明確に伝えれば、応援してくれる家族も多いはずです。

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タイムマネジメントは重要

オフィスに出勤する必要のない在宅ワークは、オンとオフのメリハリをつけにくい働き方でもあります。「あの仕事そろそろ手をつけなきゃいけないけど...今日は疲れたし明日でもいいか!」とズルズル先延ばしになり、結果締め切りに間に合わないことにもなりかねません。意志が弱い自覚がある人こそ、タイムマネジメントをしっかり行いましょう。

例えば、学生時代に用意されていた時間割のように、1日のうちで仕事ができる時間を見える化し、そこにタスク内容と時間内にどこまで終わらせるかを書いていきます。家の目に見える場所にこの時間割を置くことでやるべき仕事があることを認識でき、デスクに向かう癖をつけられるのです。

ポイントは、前倒しでスケジュールを組むこと。そうすれば、子どもの病気といった急な予定やトラブルが発生しても、締め切り前に慌てて仕事をし、納得できないクオリティの成果物を提出することを避けられるでしょう。

クライアントとの信頼関係は大切に

在宅ワークの場合、仕事を発注してくれるクライアントとはなかなか直接会う機会はないですよね。中には、担当者と一度も顔を合わせたことがなく、オンライン上のやりとりだけという人もいるかもしれません。

そんな顔の見えにくい相手との仕事だからこそ、当たり前のことをきちんとすることが大切。締め切りを守るのは当たり前のことですが、迅速な返信を心がける、やむを得ない事情で納品が遅れそうになったらその時点で報告するなど、丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。

逆にこちら側も仕事を選ぶ立場であることも忘れずに。「ちょっとこのクライアントはコミュニケーションが取りにくいな」「この件は不明確なことが多い気がする」と違和感を抱くようだったら、質問をして疑問を解消するなり、仕事をうけるのを控えたりすることも検討しましょう。

まとめ

柔軟性があり、自分の特技を活かせるなど、うまく進められればメリットがたくさんある在宅ワーク。育児や家事との両立もしやすいので、ママがチャレンジしやすい働き方のひとつでもあります。

自分の都合に合わせて仕事を進められる在宅ワークですが、そのためには家族やクライアントとの円滑な関係が必要であることを忘れないようにしましょう。