8月8日に開催された「ジャニーズJr.8.8祭り東京ドームから始まる~」において、ジャニーズJr.のユニット「SixTONES」と「Snow Man」が来年2020年に同時デビューすることが明らかにされた。この報に各テレビ局ではさっそく“忖度”を始めているという。

「中でも最も忖度していると言われるのがNHK。早くも来年末の紅白歌合戦で、彼ら2組の出場を内定させたという噂です。ただ彼らの人気がどれくらい爆発するかは不明ですし、保険という意味も込めて、企画枠での出演も視野に入れているようですね」(業界関係者)

 そのNHKを筆頭に、テレビ局側が気にしているのは、2組の序列だというのである。業界関係者が続ける。

ジャニーズがこの2組を同時デビューさせることにより、テレビ局側には両グループを等しく扱わなければならないという暗黙のプレッシャーが掛かるはず。しかし人気が拮抗すればいいのですが、目に見える差が付いてしまった場合に果たして待遇差をつけていいものかどうか、テレビ局側では気を揉んでいます。それこそ片やデビューシングルが1位で、もう片方がランキング下位に沈むような事態になったら、NHKとしても“2組出場内定”という忖度を考え直さざるを得ないかもしれません」

 18年にデビューした「King & Prince」はデビューシングルの「シンデレラガール」が70万枚弱のヒット作となり、紅白出場も文句なしだったが、さすがに2組同時デビューではファンの応援も分散しそうなもの。どうせなら圧倒的な差でもついたほうが、テレビ局としても対応しやすいのかもしれない。

(浦山信一)

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