「(8-6÷2+7)÷4×3=」は小学生でも簡単に答えを出すことができるはずの簡単な数式です。使われている数字はすべて1ケタですし、苦手な人が多い小数や分数が混ざっているわけでもありません。ところが、この数式、10人中6人は間違えてしまうかもしれないのです、簡単そうに見えていて、つい間違えてしまいそうになる箇所があります。あなたは正しい答えを出すことができるでしょうか。

あなたが出した答えは、下の3つの中にありますか。

(8-6÷2+7)÷4×3=を計算した結果、あなたの答えはいくつになりましたか。「1」でしょうか「6」でしょうか「9」でしょうか。それともこれら以外の答えが出てきたでしょうか。

「(8-6÷2+7)÷4×3=」はどこから計算するとよいでしょうか。

この数式の中には、足し算引き算掛け算割り算がすべて含まれています。その上かっこまでついています。かっこがついている数式では、かっこの中から先に計算することになっています。

かっこの中の「8-6÷2+7」には割り算が含まれているので「6÷2」を計算すると、「(8-6÷2+7)÷4×3=(8-3+7)÷4×3」となります。

「(8-3+7)÷4×3」は「12÷4×3」となります。

「12÷4×3」を正しく計算することができますか。意外と、この部分で間違えてしまう人が多いのです。

割り算掛け算が混ざっている式の場合は、前から順に計算します。

「12÷4×3」を「12÷12」としてしまう人がいますが、それは間違っています。あなたは大丈夫でしたか。

「12÷4×3」は「3×3」となります。

答えはもう出ましたね。

答えです。

「(8-6÷2+7)÷4×3=」の答えは、「9」です。

「(8-6÷2+7)÷4×3=」は、その数式の中には足し算引き算掛け算割り算、かっこが含まれています。簡単そうに見えていても間違いやすい数式といえます。時には複雑な式の方が簡単なこともあります。

数式の問題の他にも、「パズルの記事」一覧 の中には、錯視の問題や図形の問題など色々な問題があります。



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(8-6÷2+7)÷4×3=?簡単なのに10人中6人は間違えてしまうかもしれない数式!