俳優のウィル・スミスが史上最強のスナイパーとその若きクローンを一人二役で演じる映画『ジェミニマン』の日本語吹替版で、現在のウィル江原正士、若きウィル山寺宏一が演じることが決定。江原と山寺がにらみ合うスペシャルビジュアルが公開された。

【写真】こちらがオリジナル 映画『ジェミニマン』ポスタービジュアル

 巨匠アン・リー監督がメガホンを取った本作は、伝説的暗殺者が政府に依頼されたミッションを遂行中、自分の動きを全て把握し神出鬼没で絶対に殺せない最強のターゲットに遭遇。その正体が、自身の若きクローンであると知り、政府を巻き込むクローン技術の巨大な陰謀に巻き込まれていく近未来アクションエンターテインメント。

 ウィルの日本語吹き替えと言えば、江原が『メン・イン・ブラック』シリーズ、『ハンコック』(08)など、山寺が『インデペンデンス・デイ』(96・地上波版)、『アラジン』(19)などでおなじみ。『アイ・アム・レジェンド』(07)では、同じ作品のソフト版と地上波版でそれぞれが吹き替えを担当している。

 本作では、“史上最強のスナイパー”と“23歳の若きクローン”の2つの世代をウィルが一人二役で演じ分けるとあって、日本語吹き替えでは満を持して江原&山寺がそろって登板。同じDNAを持ちながら別々の環境で違う人格に育った2人のウィルの微妙な個性の違いを見事に演じ分ける。

 江原は「もう長く山寺くんとは共に演ってきていますが、ひとつの作品で、年代こそ違え同じ俳優さんを吹き替えるのは初めてですから、皆さんに楽しんで頂けることを確信しております」、山寺は「この映画の設定と、相手が江原さんと聞いて、非常に納得してこれはナイスアイデアだと思いました。凄く面白いニュアンスのものができるんじゃないかと楽しみになりました」と、特別な思い入れを明かしている。

 解禁されたスペシャルビジュアルでは、現在のウィルと若きウィルが対面するポスタービジュアルのごとく、江原×山寺が勇ましい表情で向き合っている。

 映画『ジェミニマン』は10月25日より全国公開。

映画『ジェミニマン』“江原ウィル vs 山寺ウィル”のスペシャルビジュアル(C)2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.