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アイルランドに暮らすコッカープーのホッブスはちょっと変わった趣味にはまっている。それは一見かけっこめいたものだが、その競争相手が意外すぎた。
彼が選んだのはなんと列車。朝早く走る長い車両が良きライバルなのだ。
列車が来るやいなや、待ってました!と爆走するホッブス。線路沿いの道を弾丸のように突っ走り、すがすがしい顔で戻るホッブスは最高にいとおしいぞ。
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朝の列車とかけっこするホッブス
朝6時48分。アイルランドのウィックロー在住のマークさんの愛犬ホッブスは毎朝の散歩中、ダブリンに向かって走るこの列車が来ると全力疾走する。
列車が来るとしゃにむにダッシュ!
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この競争にゴールなどない。が、ホッブスは列車が十分遠ざかると自主的に戻ってくる。
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疲れているのにとってもご満悦なホッブス。その顔を見ると迎えるマークさんも思わず笑顔になってしまうのだ。
列車のために早起きするほど夢中に
ホッブスはこの競争が本当に楽しみで、毎日わくわくしながら早起きする。マークさんもそれを知っていて列車が通る時間に散歩に連れていく。
早朝かけっこに付き合うマークさんとホッブス。
なおホッブスの名は「カルビンとホッブス」という漫画にでてくるぬいぐるみのトラ「ホッブス」から名付けたそうだ。
マークさんによると、ホッブスは列車に乗ったことはないそうだ。にもかかわらずこんなに夢中になってるホッブスをほほえましく思っているという。
「ホッブスは騒々しい音の列車をきっちり追いかける。あの道に沿って猛ダッシュさ。それが終わるとすごく満足そうな顔で戻ってくるよ」
この様子をインスタに投稿すると、みんながキュートなわんこにくぎ付けに。ホッブスはすぐにアイドルになり、今は多くのファンを抱えている。
ハンデありの勝負に出ることも?
また時にはホッブスがいつもより早く駆け出す時もある。
彼なりに知恵を絞った作戦ではあったが、結果はやっぱり2位。
回れ右して帰ってきたホッブスはちょっと残念そう。マークさんに「いい走りだったよホッブス!」と慰められていた。
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相手にとって不足無し。たとえ勝ち目があろうとなかろうと、手ごわい列車をライバルにしたホッブスのかけっこは当分続きそうだ。
References:mirror / instagramなど /written by D/ edited by parumo
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