白石和彌監督の最新作「ひとよ」(11月8日[金]公開)で、“やさぐれ”フリーライターの主人公を演じる佐藤健

【写真を見る】クランクアップの場面では、やり切った笑顔を見せる3きょうだいと母

これまで、映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」(2017年)で第41回日本アカデミー賞・優秀主演男優賞を受賞、映画「るろうに剣心」シリーズでは本格剣戟アクションにもチャレンジし、原作ファンからも強い支持を獲得した他、「いぬやしき」や「億男」(共に2018年)などの話題作でさまざまな役を演じきり、その演技力の高さが、幅広い年齢層から称賛されている佐藤。

また、現在大ヒット公開中の映画「ドラゴンクエスト ユアストーリー」では、主人公・リュカの声を担当し、声優としての才能ものぞかせている。

アツい演技はもちろん、リュカ役の幼少期から青年期までを演じ切るなど、演技の幅の広さを見せている。

そして今回、国内賞レースを席巻した映画「孤狼の血」(2018年)の白石和彌監督と初タッグを組むこととなった佐藤は、主人公である稲村家の次男で、“やさぐれ”フリーライターの雄二という役どころを熱演。

役作りでは初めて無精ひげを生やし、髪形もぼさぼさのオールバック、そして常に眉間にしわを寄せているやさぐれた姿で、新たな一面を見せている。

本作は、15年前に起きた事件がきっかけで別々の人生を歩んでいた稲村家の母と3きょうだいが再会し、一度崩壊した絆を取り戻そうと奮闘するヒューマンドラマ。

先日公開された特報映像では、15年ぶりに帰ってきた母・こはる(田中裕子)に対し、雄二(佐藤)が「子どもたちの人生がめちゃくちゃになってるとき、何しに帰ってきたんですか?」と痛烈な問いを投げ掛けるシーンも収められており、SNSでは「予告だけで健さんの演技力の高さが伝わってくる」「短い予告なのに切迫した演技が強烈でした」「健さんの髭姿が新鮮」と、早くも佐藤の“やさぐれ”フリーライター像が注目を集めている。(ザテレビジョン

映画「ひとよ」は11月8日(金)に公開