私たちの暮らしに欠かせない照明。これらの照明の色が私たちの心身に与える影響は少なくありません。

照明によって、安らぎやくつろぎ感を演出できますので、シーンにあった照明の色の選び方をご紹介します。

■照明の色は3種類


 LED電球や蛍光灯の色は、大きく分けて「昼白色」「昼光色」「電球色」の3種類があります。同じ色でも、あかりの色を変えるだけで部屋の大きく印象が変わってきます。それぞれの特徴をご紹介します。

●昼白色(ちゅうはくしょく)
太陽の色に近い光です。部屋の雰囲気を明るく演出するナチュラルな光で、イキイキと活動的にさせる働きがあります。自然な明るさなので、どんな部屋にもマッチするでしょう。

●昼光色(ちゅうこうしょく)
白っぽく青みがかった色合いが特徴です。昼間の太陽の光に似ていることから、昼光色と名づけられました。すっきりとしたクールな印象で、集中力を高めるのに適しているとされています。

●電球色
オレンジがかった温かみのある色合いです。やわらかく差す暖色系の光は、ゆったりとくつろげるムードを演出したり、料理をおいしそうに見せたりする効果があります。リラックスしたいときにおすすめです。

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■シーン別、照明の色の選び方

 生活シーン別の、照明の選び方をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

リビング
リビングは家の中でも長く過ごす場所だから、くつろげる空間にしたいですよね。自然な明るさの昼白色やリラックス効果のある電球色がおすすめです。

ダイニング
温かみのある電球色なら、食卓に並んだ料理がおいしそうに見え、食欲がそそられます。反対に、青みがかった昼光色は、ダイニングには不向きです。

仕事場・勉強部屋
昼光色のすっきりした色味は、集中力を高めて細かい文字をはっきり見せるので、仕事場や勉強部屋に向いています。

化粧部屋
薄暗い部屋でメイクをすると、仕上がりが濃くなってしまうことがあります。自然光に近い昼白色や、細部までよく見える昼光色を選ぶとよいでしょう。

寝室
落ち着きのある電球色がおすすめです。リラックス効果があるため、スムーズな入眠へと導いてくれるでしょう。

照明の色を変えるだけで、暮らしの快適さが変わってきます。好みや用途に合わせて、使い分けてみてはいかがでしょうか。

【参考】
「照明の光は人間にどんな影響を与えているの!?」.住まいのお役立ち情報
あかりの色の選び方」.ムラウチドットコム
「大切なのは「輝度」」.光育(ヒカリイク)

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照明の色が心身に与える影響とは?