ユベントスは24日、セリエA開幕戦でパルマとのアウェイ戦に臨み、1-0で辛勝した。
セリエA8連覇中の王者ユベントスは、チャンピオンズリーグで結果を出せなかったことが響き、アッレグリ前監督が退任に追い込まれ、チェルシーを率いていたサッリ監督を招へい。その新生ユベントスは新戦力のデ・リフトやラビオがベンチスタートとなり、放出が濃厚とされたイグアインが先発となった。
快速FWジェルビーニョ擁するパルマに対し、3トップに右からドグラス・コスタ、イグアイン、C・ロナウドと並べる[4-3-3]で臨んだユベントスが押し込む入りとなると、12分にチャンス。ケディラのアーリークロスからC・ロナウドが際どいヘディングシュートを放った。
その後、パルマに枠内シュートを2本打たれたユベントスは、21分に先制する。CKの流れからアレックス・サンドロのボレーシュートを、ゴール前のキエッリーニがコースを変えて流し込んだ。
さらに29分、見事な連係から決定機。ピャニッチ、イグアインとダイレクトで繋いだプレーからボックス右のC・ロナウドがボレーシュート。だが、わずかに枠の左に外れた。
続く34分にはC・ロナウドが追加点を決めかけたが、VARの末にオフサイドを取られてノーゴールに。ハーフタイムにかけては両チーム目立ったチャンスなく、ユベントスが1点をリードして前半を終えた。
迎えた後半、パルマに押し込まれる入りとなったユベントスは、63分にケディラに代えて新戦力のラビオを投入。徐々に反撃に転じていた中、65分にC・ロナウドが左足ミドルでGKを強襲した。
さらに72分にもC・ロナウドがオンターゲットのシュートを記録したユベントスは、終盤にかけてパルマをいなしながら時間を消化。追加タイムにはエルナニに際どい直接FKでゴールを脅かされるも逃げ切り。
ユベントスらしいウノゼロの勝利で開幕戦を制している。
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