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23日放送『ザワつく! 金曜日』(テレビ朝日系)は、年間3,100万人の来日外国人観光客が不思議に思う日本の習慣を「ココが変です日本人」と題して紹介。

蕎麦などの麺類を「ズルズル啜る音が不快」と主張する外国人観光客高嶋ちさ子は共感したが、長嶋一茂らは反論。ネットでも大きな反響が起きている。

◼蕎麦を啜る音

ベルギーから来た女性観光客は「麺を食べるときの音が大嫌い。あの音を聞いたら食欲がなくなる」と怒り気味。コレを受けて一茂は「蕎麦に関してはしょうがない。文化だもん」と反論する。

落語家・立川志らくも「ヌードルハラスメントって言葉もあるけどそれが日本人の食べ方。音を立てて啜るほうが美味しい」と主張、落語でも麺を啜る音を誇張するため「禁止されたら噺ができなくなる」と嘆く。

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◼ちさ子と談志

ちさ子だけは「日本人だからってこれみよがしに音を立てる男が一番嫌い」と嫌悪感を露わにしたが、ここから志らくは、師匠・立川談志のエピソードを披露する。

談志は「蕎麦屋で音を立てずに食べてる人がいたら『蕎麦ってのは音を立てて食べるもんだ。音を立てろ、この野郎!』って怒鳴りつける」と語り、もし蕎麦屋で談志とちさ子が出会っていたら「大喧嘩になった」と出演陣は盛り上がった。

◼視聴者の反応は…

蕎麦を啜る音には賛否が起きがちだ。この日も視聴者から多くの意見が寄せられていた。

◼「啜るのは不愉快」は少数派

しらべぇ編集部で全国20〜60代の男女1,400名を対象に調査したところ、「麺類をすすりながらたべるのが不快」と答えたのはわずか17.7%。

麺類をすする

やはり、麺類を啜る行為を不愉快と感じる人は少数派。一茂や志らくの主張通り、日本人にとって麺を啜るのは当たり前のようだ。

外国人観光客にとっては不快かもしれないが、「郷に入っては郷に従え」という言葉があるように、日本に旅行しに来た際は、歴史ある食文化として理解してもらうしかないだろう。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~60代の男女1400名(有効回答数)

「麺をズルズル啜る音がイヤ」 外国人の主張に高嶋ちさ子は共感も…