子供はしゃべれないため、泣いて感情を知らせる。たとえそれを理解していても、あまりに泣き止まないと苛立ってしまうこともあるだろう。
■6割近くが泣き止まない我が子に苛立ち
しらべぇ編集部では全国10〜60代の子供がいる男女663名を対象に、「泣く子供について」の調査を実施。
「泣き止まない我が子に苛立ったことがある」と答えた人は、全体で57.5%と高い割合になっている。
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■子育てに携わる時間は女性のほうが長いため
男女別では、男性よりも女性の割合が高くなっているのが印象的だ。
子育ての中心は、まだまだ女性が担うことが多いのだろう。
「夫も子育てには積極的に手伝ってくれるほうだけど、昼間は会社に行っているから付きっきりというわけにはいかない。
そうなると泣いている子供との付き合いが多くなるのは、必然的に私になる。だから疲れているときなんかは、つい『早く泣き止んでよ!』と思ってしまうことも」(30代・女性)
■外出先では周囲の目が気になるから
外出先で子供が泣くと、どうしてもあわててしまうものだ。
「公共の場で盛大に泣かれると、やはり周囲からの目が気になる。『はやく泣き止ませないと!』といろいろやっても、なかなか泣き止んでくれないときにはイラッとしてしまう。
『子供は泣くもんだ』と言ってくれている人もいるけど、あまりにずっと泣かれたら嫌な気持ちも理解できるから」(30代・男性)
■子育ての悩みを共有できる場が必要
ストレスを溜めない、子育て環境が重要だ。
「子育てなんてうまくいかないことだらけなんだから、苛つく場面があって当然だと思う。それで自分を責めると悪循環に陥ってしまうから、同じ悩みを持った人に相談できるような環境があれば一番いいんだけれど」(20代・女性)
自分自信のストレスを上手に開放して、楽しい子育てにつなげたいものだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年5月17日~2019年5月22日
対象:全国10代~60代の子供がいる男女663名(有効回答数)
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