夏休み中の子どもたちで賑わっているのが、東京都台東区の上野恩賜公園内にある国立科学博物館だ。現在、特別展「恐竜博2019」も開催中で、恐竜好きの子どもたちが詰めかけている。理科が好きという少年少女にとって、まさに聖地と言って良いだろう。

この国立科学博物館ミュージアムショップで、あるグッズが大変な話題となっている。それは......

ミジンコクリップ

「えー、ミジンコ?」と驚くのは、無理もない。水中で生活する、体長2~3ミリの微小な生物、ミジンコモチーフとしたクリップだという。

ツイッターには、こんな声が寄せられている。

「このためにいく価値あり、ですね!」
「イカしてますね! 国立科学博物館お土産コーナーワクワクドキドキ満載で素敵ですよね」
「人生を楽しむということを思い出せた気がします」

ミジンコクリップとはいったいどんなものだろう。Jタウンネット編集部は国立科学博物館に詳しく聞いてみた。

若い女性から「可愛い」と好評!

2019年8月19日ミュージアムショップ担当者が答えてくれた。それによると、ミジンコクリップとは、1本の針金でミジンコの特徴を表したもので、今年の2月から販売されているという。1か月に100個ほど売れているとのこと。1個420円なので、子供にはちょっと高いかもしれない。

ミジンコクリップ」の材質、工法などについて聞いてみると、制作したデザイン会社・パワーデザインの担当者が次のように答えてくれた。

「素材は鉄、太さは1ミリです。一本の線でできているので一筆書きでの表現の制限や、また製造上曲げられる角度などにも制限があるので、それらの制限の中でどれだけリアリティがあって、カワイイ『ミジンコ』が表現できるか試行錯誤をしました」

ミジンコクリップ」がいまSNSで話題になっていることについてのコメントを聞くと、

「購買者はほとんど若い女性で、可愛いという反応で尽くされています」(国立科学博物館ミュージアムショップ担当者)
「微生物好きの方に喜んでいただいているので嬉しいです」(パワーデザイン担当者)

とのことだ。

改めてよく見てみると、針金でミジンコの輪郭を絶妙に形づくっている。けっこう複雑なフォルムだ。とぼけたユーモラスな雰囲気もある。

理科好きな子供たちが集まる博物館ミュージアムショップで、人気を独り占めにする「ミジンコクリップ」。次は、どんな商品が登場するのだろうか。


よく見るとけっこう複雑な形状だ(写真はJタウンネット編集部撮影)