入社して5年が経つと、なんと自分の3Dフィギュアを制作してくれる会社がある!と、インターネット上で話題を呼んでいる。

会計ソフトなどを扱うIT企業・freee株式会社東京都品川区)の広報担当者に詳しい話を聞いた。

面白そう!の一言で

同社は、勤続5周年の社員に、お祝いとして本人のフィギュアを制作するという面白い取り組みを行っている。

発案者は、社内コミュニケーション開発のanikiさんだ。

提供:freee株式会社

提供:freee株式会社

anikiさんは勤続周年祝いの品について、CEOから相談された際、起業サポートやリフレッシュ休暇、ボーナスなどといったアイデアをいくつか出したそうだが、その中から「面白そう!」と最終的に選ばれたのが3Dフィギュア制作だったという。

2018年4月に、勤続5周年社員第1号が出たタイミングで、実際に制作が実現した。

現在飾られているフィギュアは31体。すでに撮影、製作済みで倉庫に眠っているフィギアたちが30体ほどあるという。

───フィギュアを1体制作するのにかかる費用はどのくらいですか?

1体につき2~3万円がかかり、個人的嗜好でオプションを付ける場合は交渉したりしています。

メガネ等細かい装飾品は3Dで作ることが出来ないため、別途作成する必要があるのです。

ちなみに私自身のフィギアはカメラと帽子を付けてもらって数千円を自腹で払いました。

増え続けるフィギュア

───社員の方からの反響をお聞かせください。

「直球のごほうびじゃないのがかえって愛されている感じがしていいです。撮影はめちゃくちゃ楽しかったです。」

「うちの会社なんなんですか」

「人生でフィギュアになることはまったく想定していませんでした」

「…これ結構高いですよね…」

「(まだ辞めないけど)自宅にも欲しいので自腹でもう1体同じのつくってもいい?」(←もちろんOKしました)

制作したフィギュアは退職の際、希望者には贈呈しているとのことだが、不思議なものであまりそういった希望は出てこないという。

提供:freee株式会社

提供:freee株式会社

───このフィギュアがどのように活躍しているのか、詳しく教えていただけますか。

弊社には「オフカツ」という部活制度があり、社内のオフカツ活性化施策として毎年1回「オフカツnight」という社内パーティーを開催しています。

これは各オフカツがブースを出して新しいメンバーを勧誘するといういわゆる「新歓イベント」なのですが、それの社内向けの告知動画や社内SNSの投稿で弊社CEO佐々木フィギュアが出演しました。

「例えば社員の家族の分も制作するなどといった今後の展開は?」と尋ねると、現在数百人を超える社員数を抱える同社としては、そのような、フィギュア数がさらに増えそうな展開はまったく考えていないという。

そんなことより特注のフィギュア棚を今後どこに増設するかが最近の悩みの種です。

ジャストアイデアですが、もし新しいオフィスに移転したら(オリジナルフィギュア専門店名を文字って)「ファイブ」という会議室を作ってフィギュアだらけにしたいかもしれません。

社員のフィギュアであふれる会社。話を聞くだけでも、楽しそうだ。

勤続5周年祝いに社員のフィギュアを制作する会社が話題!CEOの「面白そう!」で実現