歌手のASKA(61歳)が8月25日、公式サイトを更新し、無期限活動停止中だったCHAGE and ASKAからの脱退を表明した。

公式サイトに更新された「関係者各位」では、まず、「この度、弊社所属アーティストのASKAが、2019年8月25日をもちまして、CHAGE and ASKAから脱退いたしますことをご報告させていただきます」と報告。

そして、これまでのCHAGE and ASKAの活動に対する感謝の言葉をつづった上で、「今後の活動を継続していく中で、CHAGE and ASKAというグループを維持していくことが最善の選択なのか、ASKA及びスタッフ一同で話し合った結果、デビュー日という本日をもちまして、CHAGE and ASKA からの脱退を選択することとなりました」と説明した。  

また、「CHAGE and ASKAの復活を待ち望んで下さった皆様には、とても残念なお知らせとなってしまいました事、心よりお詫び申し上げます」と謝罪の言葉も。

今後については「ソロ活動に邁進していく所存でございますので、変わらぬご支援とご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」とつづっている。


☆公式ブログでも心境

ASKAは同日、公式ブログも更新。次のようにつづっている。

「『解散』にしても『無期限活動停止』にしても、そう決断しなくてはならなくなった『理由』と、いうものがあります。しかし、その『理由』は、片方だけが語ることではありません。『もっと本音で、心から語り合うことができてたら』と思わざるを得ません。私は社会から痛烈に非難を浴びる事件を起こしてしまいましたので、本日の発表が、全て、それに結びつけられる立場にあります。それでも構わないと思っています。私が多くを語ってはならない」
「私たち二人の間に『奇聞』となるような話はありません。すっかり、環境が変わってしまった。それにより、音楽活動が変色してしまいました。世の中へは、これを理由にすることが、いちばん綺麗でしょうね。私は、今後の彼の活動を、嘘偽りなく応援します。彼にも、同じような気持ちを持って欲しいかな」
「相棒は、まだ『解散』を受け入れていません。ましてや、この『脱退』も受け入れられないでしょう。私にも受け入れられないことがあります」
「『CHAGE and ASKAであれば、永遠にソロ活動でいい』これは『解散』と、同じです。CHAGE and ASKAの再始動を、ひたすら待ってくれている多くのファンの方々の気持ちを前にして、私には、それはできません。手を替え、品を替えで、ただ延命するより、いっそ解体して、新しく積み上げることの方が建設的だと思うのです」
「お伝えしたいことは、『オレは、別にアイツが嫌いなわけではないよ』です」