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26日(月)は本州付近は秋の空気に覆われる。27日(火)以降は、本州付近に非常に暖かく湿った空気が流れ込み、30日(金)にかけて九州から近畿を中心に大雨の恐れ。広く真夏の暑さが戻る。

25日(日) 真夏日 全国のアメダスの10%台にとどまる 7月22日以来

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25日(日)、秋雨前線は本州の南に停滞し、大陸から本州付近に秋の空気が流れ込んでいます。本州の上空1500メートル付近で15度以下と、9月中旬並みの気温です。さらに上空5500メートル付近では、氷点下9度以下の寒気を伴った気圧の谷が北海道に近づいています。
九州や四国、北海道には雨雲がかかりましたが、中国地方から東北では、晴れ間がでた所が多くなりました。
最高気温は、東京都心で31度1分、名古屋で32度0分、京都で32度4分など厳しい暑さになった所があったものの、全国のアメダス926地点で30度以上の真夏日地点は10%台にとどまりました。10%台にとどまるのは、先月7月22日以来です。

26日(月)も本州付近は秋の空気

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26日(月)も、秋雨前線は本州の南に停滞し、九州を横断する見込みです。本州付近は秋の空気に覆われたままでしょう。上空の寒気を伴った気圧の谷は、北海道付近を通過する見込みです。
九州は前線の影響で断続的に雨が降り、カミナリが鳴る所があるでしょう。四国にも雨雲やカミナリ雲がかかる見込みです。中国地方から北海道は、晴れ間があるでしょう。北陸や関東、東北では、大気の状態が不安定で、通り雨や雷雨がありそうです。
最低気温、最高気温は、9月並みの所が多いでしょう。ただ、東海では最高気温が真夏並みとなり、朝と日中の気温差が大きくなる所がある見込みです。
台風11号は大陸を北西へ進み、今後、低気圧に変わるでしょう。

27日(火)~30日(金) 暖湿気流入で大雨の恐れ 秋の空気は北上

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27日(火)は、秋雨前線が次第に北上する見込みです。前線に向かって、台風11号が持ち込んだ熱帯由来の非常に暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。28日(水)にかけて、前線上に低気圧が発生し、29日(木)に北海道付近を通過する見込みです。
27日は、九州から近畿で雨が降り、次第に雨の範囲は東へ広がる見込みです。29日にかけて、東海や関東、東北、さらに北海道にかけて雨が降るでしょう。雨脚が強まる所があり、九州から近畿を中心に30日(金)にかけて大雨になる恐れがあります。また、九州から北海道で南風が強まり、北海道では荒れ模様となることも考えられます。
秋の空気は北へと押し上げられ、27日以降は、日差しが届かなくても全国的に最高気温は高めで、真夏並みの所もある見込みです。特に、28日は、北海道の上空1500メートル付近で15度以上の8月上旬並みの暖気が流れ込むでしょう。真夏の暑さが戻る所が多くなり、九州から近畿を中心に朝晩の気温も25度を下回らない所があるでしょう。

9月1日(日) 猛烈な暑さに

31日(土)も、秋雨前線は日本付近に停滞する見込みです。関東や東海で晴れ間が出るものの、曇りや雨の所が多いでしょう。9月1日(日)は、前線はやや北上し、近畿から東北南部で晴れる見込みです。広く厳しい残暑が続き、日差しが届くと気温が35度くらいまで上がる所がある予想です。

週間 あすも秋の空気 週中頃から大雨・真夏の暑さ