25日に行われるベティス戦で、エルネスト・バルベルデ監督がアンス・ファティをデビューさせた場合、同選手はバルセロナの歴史に名前を刻むことになるようだ。24日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

同選手はギニアビサウ共和国出身で、ベティスとの試合でデビューした場合、FCバルセロナ史上2番目の若さでの出場記録となる。それは1940年代の選手が持つ最年少記録(16歳278日)から、わずか20日後となる16歳298日でのデビューとなる。また、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは5番目であり、17歳114日で出場している。

 バルセロナは現在、メッシウルグアイ代表FWルイス・スアレス、そしてフランス人FWウスマン・デンベレといった攻撃の主力選手たちをケガで欠いており、バルベルデはメンバーを埋めるために、バルセロナBの選手の力を借りることを強いられている。

 複数のバルセロナBの選手達がここ数日間トップチームでトレーニングを行なっており、ファティも彼らと共に練習に参加していた。

デビュー記録に注目が集まるファティ(写真右)[写真]=Getty Images