ある日、ヤマト運輸に宅配を頼んでいた、もじゃこ(@mojaco117)さん。

ところが指定の配達時間になっても、配達員は姿を現しません。

しびれを切らしたもじゃこさんは、インターネットサービスを利用し、『自宅受け取り』ではなくヤマト運輸の『直営店受け取り』に変更しました。

変更後に直営店を訪ねるも、荷物は『持ち出し中』のまま。仕方なく家に戻ると、しばらくしてから男性の配達員がやってきたといいます。

配達員は自らの不手際を謝罪し、荷物を渡しますが、もじゃこさんの中で不満は消えません。

そこで、もじゃこさんは配達員に「待っていてください」と声をかけ、不安な表情を見せる彼を玄関に置いたまま、家の中へ入ります。

数分後、玄関に戻ってきたもじゃこさんは、配達員の手に入りきらないほどのお菓子を持たせました。

配達員に文句や不満をぶつけるのではなく、大量のお菓子を渡したもじゃこさん。そこには、こんな意図がありました。

「不備が続くなんて、疲れてるのよ。甘いのを食べて、少し休んだらいいわっ」

もじゃこさんの対応に、ネット上では次のようなコメントが寄せられています。

・攻撃的かと思いきや、めちゃくちゃ優しい…!

・なんて素敵な対応。私も頑張って働いている配達員に対して、感謝の気持ちを忘れずにいたいな。

ヤマトで働いている者です。ドライバーは休みなく働いていてクタクタなので、こんな対応をされて、とても心が和んだことと思います。

もじゃこさんいわく、配達員の男性は、お菓子を渡されたことに驚いた後、照れたような表情を見せたそうです。

客からの何気ない気遣いは、疲れ切っていた配達員の心を優しく包んだことでしょう。

もじゃこさんは、個人ブログを運営しています。興味のわいた人はこちらのチェックしてみてください!

『藤枝ふうふ』


[文・構成/grape編集部]

出典
@mojaco117
※ 写真はイメージ