ナポリは24日、2019-20シーズンセリエA開幕節でフィオレンティーナと対戦し、4-3で勝利した。同試合後、カルロアンチロッティ監督と殊勲の2ゴールを決めたFWロベルト・インシーニェがド派手な打ち合いを振り返った。イタリアスカイ・スポルト』が伝えている。

アンチロッティ体制2季目の昨季2位ナポリは、今シーズンからアメリカ人新オーナーを迎えたフィオレンティーナとのアウェイゲームで新シーズンスタートした。

今夏、ローマからセリエA屈指のセンターバックであるDFコスタス・マノラスを獲得したことで、この開幕戦でもDFカリドゥ・クリバリとのソリッドな守備が期待されたナポリだが、思わぬ打ち合いを演じることに。

開始早々にビデオアシスタント・レフェリー(VAR)の介入によってMFピオトロ・ジエリンスキのハンドからPKを与えて先制を許すも、前半終了間際にFWドリエス・メルテンスの見事なミドルシュートと、同じくVARで得たPKをインシーニェが決めて前半のうちに逆転に成功。だが、後半はセットプレーで早々に追いつかれると、直後にFWホセ・カジェホンのゴールで勝ち越すも、ヴィオラの新戦力のMFケビン=プリンス・ボアテングに三度ゴールネットを揺らされて3-3のイーブンに持ち込まれる。

それでも、68分にはカジェホンの絶妙なラインブレイクからのプレゼントパスをインシーニェが冷静に決めてドッピエッタを達成し、最終的に4-3のスコアで開幕戦白星スタートを飾った。

同試合後、アンチロッティ監督は勝利という結果に安堵しながらも守備面の課題を口にした。

「相手はライン間でボールを受けていた。これに対して我々の選手たちは何人かカードをもらっていた影響もあって、球際で強く行き切れず、後ろに押し下げられてしまった。今日の試合で守備がうまくいかなかったことは明白だ」

「プレッシングスピードセカンドボールへの反応、いずれもスローだった。ただ、フィオレンティーナテンポを落とした時間帯には自分たちでボールコントロールすることはできていた」

「今日起こったすべての事象に関して考慮すべきだ。確かに3つのゴールを許したが、我々は敵地で4つのゴールを奪った。それ自体は悪くないと思っている」

一方、見事なドッピエッタの活躍で勝利に貢献した小さなカピターノは勝利が最も重要だったと主張しつつ、チーム全体のミスの多さに苦言を呈している。

「個人的に2ゴールを決められたことに満足しているよ。ただ、重要なことはチームが勝利したということだ。今日は本当に苦しめられたよ。個人的にミスがあまりに多かったと感じているし、監督を交えて今後ミスに関する分析をしたいと思っている」

また、今シーズンも引き続きスクデット争いの有力候補に挙がるナポリは次節、早くも8連覇中の絶対王者ユベントスと対戦する。このビッグマッチに向けてアンチロッティ監督は意気込みを語っている。

「ユーベは監督交代を行ったが、我々は熱意と集中力を持って素晴らしいゲームをしたいと思っている。第2節での対戦だとしても、これが最も複雑な試合になると考えている。最後にこの場を借りて(肺炎で療養中の)マウリツィオの一刻も早い回復を祈っているというメッセージを伝えたい」

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