人気漫画「シティーハンター」「キャッツ・アイ」などで知られる北条司氏が総監督を担い、松下奈緒とディーン・フジオカが出演する実写映画「エンジェルサイン」の公開日が11月15日に決定。また、ポスタービジュアルとともに追加キャストも発表され、緒形直人、菊池桃子、佐藤二朗が出演することがわかった。

サイレントマンガオーディション”受賞作品に、北条氏が創出したオリジナルの「プロローグ」「エピローグ」を加え映像化。サイレントマンガオーディションとは、“言葉の壁”を取り払った世界最大級の漫画オーディションのことで、セリフを使わない短編漫画を募集し、漫画特有の演出力を審査する。これまでに14回開催され、108の国と地域から6888本の作品が寄せられている。

北条氏がメガホンをとった「プロローグ」「エピローグ」は、チェリストのアイカ(松下)とピアニストのタカヤ(フジオカ)が織りなす物語。そのほか、愛する妻を亡くし、生きる希望を失った鉄道運転士と愛犬を描く「別れと始まり」(落合賢監督)、病気で飼い犬を亡くしたことが理解できない幼い少女に起きる奇跡をつづる「空へ」(ノンスィー・ニミブット監督)、出産を目前にして命を落としかける妊婦が死神と遭遇する「30分30秒」(ハム・トラン監督)、あるロボットが両親を失った少女に奇跡をもたらす「父の贈り物」(旭正嗣監督)、戦地に赴いた父と残された娘にフォーカスを当てた「故郷へ」(カミラアンディニ監督)で構成されている。

緒形と菊池は、「別れと始まり」の夫妻役として参加。「セリフがない作品ということで演技に悩みましたが、セリフがない分、心の動きを表現できる喜びがあって、逆に想像力を働かせながら見ていただけるんじゃないかと思います」(緒形)、「サイレントムービーのため、手探りでわからないことも多かったですが、監督が頭の中に描いているイメージを信じて、楽しみながら演じました。言葉を使わないことで、より心に焦点があたるという感覚は、不思議で素敵なものでした」(菊池)と撮影を振り返っている。

佐藤は「父の贈り物」で父親役にチャレンジ。「世界中から寄せられたサイレントマンガ実写化し、色々な国の俳優がそれぞれの役を演じています。セリフがないからこそ世界中の人に理解してもらえるという試みがとても面白くて、参加させていただきました。実際に演じてみて、普段、言葉に依存しているということに改めて気付かされました。共演した娘役のニーンちゃんは偶然にも息子と同じ7歳ということもあり、愛おしくて仕方ないです(笑)」とコメントを寄せている。

エンジェルサイン」は、11月15日から全国公開。

ポスタービジュアルも完成! (C)「エンジェルサイン」製作委員会