北京市はこのほど、中華人民共和国成立70周年を祝う一連の記者発表会「科技革新」を開いた。筆者の調べによると、世界で初めて発見されたマラリアを効果的に治療するアーテミシニンとその誘導体、世界で初めて観測された量子異常ホール効果、初の国家級ハイテク産業開発区及び初の国家独自革新モデル区である中関村の建設、中国初の民間テクノロジー企業の誕生など、北京は70年にわたり多くの「初」を実現した。革新発展が注目を浴びる成果を上げている。中国の世界をリードする技術成果のうち、北京が55.7%を占めている。国家安全、経済発展、社会の進歩、国民生活の改善に重要な支えを提供した。北京青年報が伝えた。
北京における社会全体の研究開発(R&D)経費が近年、持続的に拡大している。1996年の41億8000万元(約627億円)から、2017年には36.8倍の1579億7000万元(約2兆3696億円)に増加し、全国の9%前後を占めた。R&D経費の対GDP比は5.8%前後で、ニューヨークベルリンなどの世界的に有名な革新都市を上回っている。言及すべきは、うち基礎研究経費の投入が毎年増加し、全国の約4分の1を占めていることだ。基礎研究経費の割合は2012年の11.83%から15%前後まで安定的に上昇し、日本や韓国などの一部の先進国を上回っている。
経費が増えれば、自ずと革新が産出される。英ネイチャー誌の増刊号「Nature Index 2018 科学研究都市」が作った世界500都市の科学研究産出ランキングによると、北京は2年連続で世界一になっている。昨年の北京の特許出願件数・取得件数はいずれも2012年より倍増した。有効発明特許件数は2012年の3.5倍、1万人あたり発明特許保有件数は2012年の3.3倍の111.2件で、特許の「密度」が全国をリードしている。在京機関が担当し成果を上げた国家科学技術賞は2012年以降で計500点以上に達し、全国の約3分の1を占めている。昨年の北京の技術契約額は2012年より倍増し4957億8000万元(約7兆4367億円)に達し、全国の約3割を占めた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

中国の世界をリードする技術成果のうち、北京が55.7%を占めている。資料写真。