アーセナルのコートジボワール代表FWニコラ・ペペが、リバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクのプレミア記録にストップを掛けた。イギリス『メトロ』が報じている。
ペペは今夏、リールからクラブ史上最高額の移籍金7200万ポンド(約93億2000万円)でアーセナルに加入。24日に行われたプレミアリーグ第3節のリバプール戦で初先発を果たした。
対峙するファン・ダイクは、サッカーの試合のデータなどを扱う『Opta』によるとプレミアリーグでは過去50試合、ドリブルで抜かれたことがなく、2017-18シーズンの第29節ニューカッスル戦でMFミケル・メリノ(現レアル・ソシエダ)に抜かれた時が最後なのだという。
だが、今回の前半開始早々、右サイドで後ろ向きの状態でボールを受けたペペは、トラップ際を狙っていたファン・ダイクに対し絶妙なタッチで間合いを確保。次の瞬間には爆発的なスピードで一気に振り切っていった。
ファン・ダイクがドリブル突破を許したのはプレミアリーグではこれが3度目。1度目は17-18シーズンにアーセナルのFWアレクサンドル・ラカゼットに抜かれていたようだ。
1-3で完敗した中でも、随所で長所を見せていたペペ。プレミア初ゴールは時間の問題かもしれない。
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