インテルの開幕戦前に移籍が成立するとも報じられるなか、交渉の行方は…

 マンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督は、去就が騒がしいチリ代表FWアレクシス・サンチェスと話し合いを持ったという。英地元紙「マンチェスター・イブニング」が報じている。

 スールシャール監督は、イタリアセリエAの強豪インテルなどが獲得に名乗りを上げているサンチェスについて、「いくつかのクラブと放出に向けた話し合いをしている」と、すでに明言。24日にはリーグ第3節クリスタル・パレス戦(1-2)を終え、交渉が本格化すると見られており、記事ではスールシャール監督の最新コメントを紹介している。

アレクシスとは直接、話をした。その会話は“平和的な”ものだった。つまり、私たちはオープンな状態にあると言えて、だから何が起こるか見てみようじゃないか」

 サンチェスの交渉はインテルとの間で、日本円にして約22億円と言われる年俸の負担割合が焦点。1年後の買い取りオプションが付帯する期限付き移籍のなかで、サンチェス自身が減俸を受け入れるという選択肢も浮上していると、イタリアメディアでは報じられた。

 インテルは現地時間26日にナイトゲーム(レッチェ戦)でリーグ開幕戦を迎えるが、その試合前に正式決定する可能性も指摘されるなかで、スールシャール監督とサンチェスは“平和的な別れ”の挨拶をかわしたのだろうか。(Football ZONE web編集部)

マンUスールシャール監督(右)と話し合いしたFWサンチェス【写真:Getty Images】